不整脈用薬

頻脈性不整脈用薬

T群:Naチャネル抑制
(膜安定化剤)
Ta:活動電位持続時間延長

Kチャネル遮断
不応期延長
ジソピラミド (リスモダン:50mg、R150mg) 錠:1回100mg1日3回
R:1回1錠1日2回(徐放性)
コハク酸シベンゾリン (シベノール:100mg) 1日300mg1日3回分服
最大1日450mg
腎排泄型
塩酸プロカインアミド
 アミサリン:錠125mg、注2ml中20mg
錠:1回250mg〜500mgを3〜6時間毎
注射:(静注)50〜100mg/分で200〜1000mgまで
    (筋注)1回500mgを4〜6時間毎
代謝物にも活性あり
塩酸アプリンジン (アスペノン:10mg) 1日40mgを2〜3回分服
Ta、Tb両方の特性あり
肝代謝
半減期長い(50時間)
過量で中枢神経症状
Tb:活動電位持続時間短縮 フェニトイン (アレビアチン:散10%) 1日200〜300mg3回分服
ジギタリス中毒による心室性不整脈に有効?
塩酸メキシレチン (メキシチール:50・100mg、注5ml中125mg) 1日300mgを食後3回分服
抗不整脈作用、鎮痛作用
中枢作用に注意
尿アルカリ性で排泄↓、酸性で↑
リドカインより半減期が長く、
肝代謝の影響少ない
内服:糖尿病性神経障害に伴う自覚障害にも(300mg3×)
塩酸リドカイン (キシロカイン)
 静注用2%(5ml中100mg)
 点滴用10%(10ml中1000mg)
静注:1回50〜100mg(1〜2mg/kg)を1〜2分で
点静:毎分1〜2mg(糖液で希釈)
不整脈治療にはエピネフリン含有製剤は使用しない
心室性不整脈の第一選択
肝代謝
炭酸水素Naなどのアルカリ剤と混合禁忌
Tc:活動電位持続時間不変 塩酸ピルジカイニド
 サンリズム:50mg、注5ml中50mg
1回50mg1日3回
腎排泄型
血液透析での除去率30%以下
U群:β遮断
V群:Kチャネル抑制
(活動電位持続時間延長)
塩酸アミオダロン (アンカロン:100mg) 導入期:1日400mg、1〜2回分服、1〜2週間
維持量:1日200mgを1〜2回分服
致死的不整脈への最終選択薬
副作用に致死的な肺毒症
ヨード化合物
腸肝循環する
半減期58日
定常濃度への到達時間約8ヶ月(投与量と無関係)
血中濃度は平均投与量に比例
透析で除去できない
K、Na、Caチャネルも抑制
α・β遮断、血管拡張作用あり
塩酸ベプリジル (ベプリコール:50mg) 初め1回50mg1日2回
3週投与後、用量を調節
W群:Ca拮抗薬 塩酸ジルチアゼム (ヘルベッサー:注50mg)
塩酸ベラパミル (ワソラン:注2ml中5mg) 
ジギタリス製剤


徐脈性不整脈用薬

迷走神経遮断薬 硫酸アトロピン (注1ml中0.5mg) 1回0.5mg皮・筋・静
αβ刺激薬 エピネフリン (ボスミン:注1ml中1mg)
β刺激薬 オルシプレナリン (アロテック:10mg) 1回10〜20mg2〜4時間毎
β1β2作用

2004/06/02


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MARIKOの隠れ家(笑)

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