ONE PIECE 巻十一  ”東一番の悪”


第91話 ”DARTS”

おもろいこと考えたルフィ。
一体どんな秘策が!?

自分が攻撃したくせに同胞を傷つけられて怒ったアーロン。
再び「歯ガム」で攻撃開始。
その攻撃を避け、アーロンの顔に蹴り一発。
アーロンの手から歯が落ちます。
「でたっ」
これを狙ってルフィ。
いくら砕いても無駄だ、とまた歯を生やすアーロンですが・・・・
「ルフィの兄貴 まさか考えついたおもろいことって・・・・!!」

「みろ おれもキバ!!!」

・・・・・・。
アーロンの歯を入れ歯みたいに口に装着。
一同愕然。
アーロン、キレます(当然)。
胸の肉、歯で食われちゃいます。
ヨサジョの「遊んでるからだァ!!!」というツッコミにも
「別に・・・遊んでるわけじゃ・・・!!」
入れ歯をガチガチさせながら言うルフィ。説得力無ぇ!!(笑)。
でも彼は大真面目。
そして更なるアーロンの歯攻撃、地面の岩盤を盾にして避けますが、押されてます。
そして・・・モロに胸にその歯を受けてしまいます。
叫ぶルフィ、でもってその入れ歯でアーロンの肩にかぶりつく!!!
「どうだ・・・!!お前の歯の味はァ!!!」
肩に残った己の歯を抜くアーロン。
「サメの歯ってのァ肉を食いちぎる力があってこその・・サメの歯だ!!!」
所詮は人間の顎でした。
アーロン、思いっきしルフィの腕に噛み付きます。
骨まで達して食いちぎられそうになりますが・・・・
そのままアーロン抱えて腕ごと地面にたたきつけます。
倒れたアーロンの口から腕を抜くルフィ。
動物の牙に噛まれたら、抜こうとするんじゃなくて逆に突っ込むべし。
そんなのルフィは知らないけど、本能で分かってます。
静かにキレるアーロン。
胸に残ってたアーロンの歯を抜くルフィですが、その間にアーロンの姿が消えました。
「ルフィ!!!海だ!!!」
ウソップの声を聞いて海を見るルフィ。
そこにはサメの尾びれが・・・・。
「サメがいる!!!」
「アーロンだよ!!!」(がぼーん)
かわいいなぁルフィ(笑)。
潜ったアーロン、海底からルフィに目標を定めます。
「海中で加速したおれのスピードは何者にも止められねェ・・・・!!」
海を覗き込むルフィ。そこへ・・・・

「”鮫(シャーク)・ON・DARTS”!!!!」
海底から一気に加速して、そのギザっ鼻が突進してきます。
魚雷を思わせるそのスピードと破壊力。
弾き飛ばされたルフィ(何で刺さらないんだ(笑))。
というか、えぐられたようです。
本当に痛そうです。
「かわせばかわす程 地獄は続く・・・!!!」
今度は建物の上から再びDARTS。
今度は避けますルフィ。
そしたら地面に鼻が刺さった状態でアーロン直立です。
サンジくんとかはその鼻の強度に驚いてますが、この体勢かなり笑えますよ。
そして至近距離で再びDARTS。
はじかれたところへまたもやDARTS。
翻弄されてるルフィです。
再び海へもぐるアーロン。
隠れろ!というヨサジョ、サンジくん。
静かに見守るナミさん。
「いやだ!!!」と頑固なルフィ。
「とっ捕まえて あいつの鼻ヘシ折ってやる・・・!!!」

海中のアーロン、待ち構えるルフィ。


第92話 ”幸せ”

「来てみろ サメ!!!」

説得するウソップですが・・・
「”ゴムゴムの・・・盾”っ!!!」
片手の掌を指を揃えて海に向け、一方で指先を掴んで伸ばす。
海中では、さっきの倍の加速距離をとるアーロン。
そして・・・・「”鮫・ON・DARTS”!!!!」
ルフィ、真正面からくらったかと思いきや・・・・
その指の間から鼻がびよーんと出てます。
掌でアーロンの顔を止めてます。
さすがゴム!!!
そしてその反動で自らはじき飛ぶルフィ。壁に張り付きます。
「もうその技は利かねェぞ!!!」
しかし建物の床をぶち破ってきたアーロンのDARTSでまたはじかれるルフィ。
「おれからは逃げられねェ」
「コノヤロ・・・!!勘だろ!!今の!!」
宙を飛ぶルフィに向かって再びDARTS。
ルフィ、今度は指を交互にからめて伸ばしまくって、「”ゴムゴムの網”っ!」
「漁業漁業っ!!」とか言いながらアーロンキャッチ。
同時に手を解放、「”槍”ィ!!!!」
腹に攻撃受けて地面にめりこむアーロン。血を吐きます。
盛り上がる一同。
白目むいてるアーロンを落下しながら「死んだか・・・?」と見るルフィ。
んが!!!アーロンの目が変わります!!
ここでサンジくんの解説(笑)。
「”海王類”がブチ切れた時にみせる目と同じだ!!!
 今の攻撃で奴のイカリが頂点に達したんだ・・・・!!!」
ナミさんですら「初めて見た・・・・!!」という目。
ここまでアーロンを怒らせたのはルフィが初めてですなきっと。
ルフィの髪を引っつかむアーロン。
ルフィが伸び伸びになってますからきっと大層な力とスピードで掴んだんでしょう。
そのまま壁に向けて投げ飛ばすアーロン。
ゴムだから痛くはないけどビックリルフィ。
そこへあの目のままのアーロンが突進。こわいです。
間一髪避けたアーロンのパンチ。
そのまま壁を突き抜け、部屋の壁に掛けてあったモノを掴みます。
「バカでけェノコギリだ!!!」
「”キリバチ”!!」
(ヨサジョとナミさんの解説でした。)
確かにデカイ。
それをルフィに向けて振り下ろします。
そのまま最上階まで壁伝いに追い詰められるルフィ。
ピンチのルフィ、窓から建物内に逃れます。
「最上階の左の窓・・・・測量室だ・・・!!」
見上げるナミさん。

「・・・・・・何だこの部屋 紙ばっか」
部屋中に置かれた紙の山、机、本棚、ぶら下げられた海図。
「ただの紙じゃねェ これは全部 8年間かけてナミの描いた海図だ」
魚人はデータはとれるけど、ここまでの海図は描けない。
「あの女は天才だよ」
机の上に置かれたペンを見たルフィ。
「持ち合わせた才能を無駄にすること程不幸で愚かなことはねェ!!」
アーロンが持論を熱弁中ですが、
「このペン 血がしみこんでる・・・」
「ここで海図を描き続けることがナミにとって最高の幸せなのさ!!!
 おれの野望のためにな!!!」
ナミの海図で世界中の海を知り尽くしたら、世界は魚人のもの。
ルフィに”キリバチ”を突きつけて豪語するアーロン。
「てめェにこれ程効率よくあの女を使えるか!!?」
血の滲んだペンを床に置き、”キリバチ”の刃を掴むルフィ。
ピクリとも動かなくなった”キリバチ”。

「つかう?」

ブチ切れの表情のルフィ。
ルフィの指で、折れる”キリバチ”。


第93話 ”下へまいります”

「お前あいつを 何だと思ってる」
男前ルフィ。
「下等種族だが頭がいい・・・」
他の人間がドブネズミなら、ナミはクソ生意気な猫。
「これからもナミにはこの部屋で海図を描かせ続ける 永遠にな
 メシだって与える 好きな服も買ってやるさ!
 ”生きる”のに事欠くことは何もねェ ただおれのために海図を描き続ければそれでいい
 おれ達は 仲間なんだ」
何だかひねくれた愛情表現みたいですが(笑)。
外では、静かになった建物内を心配する面々。
その建物内・・・・・
ルフィ、机を蹴飛ばします。
突然最上階から降ってくる机。
ルフィかと思ってビビった一同。
ナミさん、あれがどこの机なのか気づきます。
部屋ではルフィが暴れまくって、本棚やら何やらを次々と外へ落としていきます。
それを見ながらナミさんは思い出します。

 『今日からここがお前の部屋だ・・・!!お前の机!!お前のペン!!
  必要な物は全て揃ってる!!』

暴れるルフィを止めようとするアーロンですが、あっさり”キリバチ”を避けるルフィ。
自らのノコギリで大事な海図を真っ二つのアーロン。
さらに山積みされたその海図を蹴り落とすルフィ。

 ウソの海図を描いたのがバレて殴られた。
 山のようなデータを渡されて、海図におこすまで部屋から出ることを禁じられた。
 満月の夜に、ベルメールさんやノジコを想って泣いた。

大事な海図を台無しにされて怒るアーロン。
首根っこ締められても何だか興奮中(笑)のルフィ、部屋を破壊することをやめません。
ナミさん、そんな状況を見上げながら涙を流します。
(・・・・ありがとう)
事情を知らない人にはただの激しい戦い。
でもナミさんはルフィは何してるのか分かってます。

静かになった最上階。
アーロン、思いっきしルフィの首に噛み付いてます。
血がドクドク出てます。でも・・・
「魚人がどう偉いとか・・・・海図がどうとか!!・・・・・事情とか!!!
 そんなことよく知らねェけどな・・・・・・・・!!!
 ・・・・やっとあいつを助ける方法がわかった・・!!」
噛み付かれたままで、アーロンの鼻を掴んで折る!!
悶絶アーロン。

「こんな部屋があるからいけねェんだ!!!
 居たくもねェあいつの居場所なんて おれが全部ぶっ壊してやる!!!!」

・・・・・!!!!
漢・・・・・!!!!かっこええ・・・・!!!迫力・・・・!!
そのまま足を高ーーく蹴り上げて、天井ブチ破るルフィ。
折れた鼻を元の位置に戻した(!)アーロン、DARTSの体勢です。でも今度は・・・
「”鮫・ON・歯車(トゥース)”!!!!」
歯全開で、回転付き。
ルフィも空高く上げた足を振り下ろします。
「”戦斧”!!!!」
足が下りるより早く、先にアーロンの攻撃を受けてしまいます。
しかしそのまま足でアーロンを踏みつけて、一気に1階までぶち壊して踏み潰します。
さすがに動かないアーロン。
ルフィも座り込みます。
そんなルフィに、何かパラパラと欠片やら粉が・・・・・。
「み・・・見ろ!!今の衝撃でアーロンパークが!!!」
「バカな!!」
「崩れそうだ!!!」
避難する外の一同。
ナミに、急いで!と言うジョニー。
「でもまだルフィが中に!!!」
そして崩れ落ちるアーロンパーク。

「ルフィーーーーーーーーーーーっ!!!!」


第94話 ”2人目”

キレイさっぱり崩壊したアーロンパーク。
爆睡してたゾロ(何だか久しぶり)も、降ってきた巨大瓦礫が額に直撃、お目覚めです。

瓦礫の山が動きました。
そこから現われたのは・・・・ルフィ。
感涙で声にならないヨサジョの叫び。
血まみれのルフィを心配するウソップ。
「ナミ!!!」
瓦礫のてっぺんで呼ぶルフィ。

「お前はおれの仲間だ!!!!」

あぁ、泣きそうです(自分が)(笑)。
ナミさんも泣いてます。
「・・・・・・・・・うん!!!」
ルフィの宣言(?)で、勝ちを知る一同。
サンジくん、どさくさにまぎれてノジコに抱きつこうとしますが、
さらりとかわされてノジコはゲンさんに抱きつきます。
盛り上がる面々。大歓声。
ルフィもいつもの笑顔に戻ってます。

そこへ現われたのは、例のネズミ大佐。
「戦いの一部始終を見せてもらった」
多分陰で震えてたんでしょうねぇ。
んで、そのおこぼれに預かろうと、登場です。
「このアーロンパークに貯えられた金品も全て私のものだ!!!」
ムチャクチャだぁ!!(笑)。
手柄はもらったぁ!と気合いれて叫んでますが・・・・・・
「あああああああっ!!?」
ゾロに首掴まれて悲鳴です。
「人が大いに喜んでる所に 水差すんじゃねェよ」
ゾロもしんどそうです。
でもかっこいい・・・・・・。

で、ズタボロにヤラれたネズミを始めとする海軍。
預けられてた麦わらをルフィにかぶせて、ナミさん登場。
「ノジコを撃った分と・・・・・ベルメールさんのみかん畑をぐちゃぐちゃにしてくれた分・・・」
棍でネズミの顔面ブッ飛ばすナミさん。
ステキ(笑)。
そのまま海まで飛ばされるネズミ。
何とか岸(?)まで来たネズミの髭をひっぱりつつナミさんの命令。
魚人達の片付けにゴサ復興の協力。
パークに残った金品には手を出さない。
それと・・・・・「私のお金返して!!!」
ネズミ、もう歯向かう気力ありません。

「忘れんな!!!てめェらすごいことになるぞ!!!おれを怒らせたんだ!!!復讐してやる!!!!」
自力で泳ぎながら脱出するネズミ一同、遠吠えを忘れません(笑)。
「すごいことになるってよ」
「何でおれが海賊王になること知ってんだ」
「そうじゃねェだろバカだなお前」
「おいどうする!?マジですごいことになったらどうする!!?」
サンジ・ルフィ・ゾロ・ウソップが呑気な会話をしてるのを見ながら、ゲンさんとドクター、
「まさか海賊に救われるとはな・・・・」
「わからんもんだの・・・・」
まぁとにかく!町は救われた!!!
島のみんなに知らせねば!!!!
走り出す村の人。

ベルメールさんのお墓。
(終わったよベルメールさん 8年もかかったけど やっとみんな自由になれた!!)
ナミさん、ベルメールさんに報告。
「ねぇゲンさんノジコ・・・・!!
 ベルメールさんがもし生きてたら 私が海賊になること止めたと思う?」
「止めないね!!止めればあんたが言うこときくの?」
「べ!!!絶対きかないっ!!!」
かーわいぃーナミさん。
ルフィたちと一緒に来るんだね!!!!

そのころ村では・・・・
「うぎゃああああああっ!!」
「まだやってるぜ」
「全治2年だと普通なら」
「それで動くんだからイカれてるぜあいつ」
サンウソコンビが仲良くゾロの治療待ち。
ゾロの悲鳴(?)が響きます。
「バカモンが!!こんな大傷自分で処理しおって!!お前らの船にゃ”船医”もおらんのか!?」
「医者かーそれもいいなー・・・でも音楽家が先だよな」
「何でだよ」
「だって海賊は歌うんだぞ?」
ふぅん・・・ルフィはゾロに付き添うんだ・・・・・・(意味深)(笑)。
あ、ルフィも治療したのか。何だ・・・・ちっ(笑)。
サンジくん・ウソップは先に終わったんかな・・・?外で順番待ち・・・?
ゾロ、麻酔無しで縫ってんですか???
その向こうでスヤスヤと安眠するヨサジョがカワイイです。

ベルメールの墓からの帰り道、ゲンさん大笑い。
「お前らは間違いなくベルメールの子だよ!!!」

で、今度は海軍基地(第16支部)。
ネズミが電々虫(電話みたいなモン)で本部に要請。
「麦わら帽子をかぶった”ルフィ”という海賊!!並びに以下4名の”その一味”を
 我が政府の『敵』とみなす!!!」
本部の情報管理室ではメモメモ。
「かのアーロンパークの”アーロン一味”を討ち崩す脅威 危険性を考慮の上
 その一味の船長の首に賞金をかけられたし!!」
電々虫は写真も送れちゃいます!!
ネズミさん、ルフィの写真にちょっと不満。

「いいな!!そいつは凶悪な海賊だ!!生死問わず!!!
 全世界指名手配の”賞金首”にしてくれ!!!!」
笑顔全開のルフィ。
ついでにウソップの後頭部(笑)。


第95話 ”まわれ風車”

島では今宵も宴会中。

 人々は今のために生きたのだ
 笑うために生きたのだから―――

立食形式のディナーです。
何故ゾロとサンジくんが近くに座って食べてるのですか(ゾロは飲んでるけど)。
ゾロサンゾロが喜ぶシーンです(笑)。
コックのサンジくんですが、たまには食うだけってのもいいみたいです。
そのサンジくんが最後に食べた料理、生ハムメロン。
ルフィ釘付け。両手には肉の塊。
早速探しに行くルフィ。
腹ごしらえのすんだサンジくんは「レッツナンパだーーーっ」。
ゾロは・・・・オヤスミナサイ・・・・・。
ウソップは住民の皆様に歌を披露。
酔っ払ってテンション高い町民もノってます。サイン求めてます(笑)。

一方静かなベルメールの墓。
ゲンさんが、ベルメールの墓に酒をかけながら報告。
「我々はこれから 生きようと思う
 あまりにも多くの犠牲の上に立ってしまった
 だからこそ精一杯 バカみたいにな・・・笑ってやろうと思うのだ・・・!!!」
そこへルフィ、生ハムメロンを求めて登場。
こんなトコに食い物あるわけねぇだろ。
ちょっとビビったゲンさん、戻ろうとするルフィを呼び止めます。
「? 墓か・・・誰か死んだのか」
「ああ・・・死んだよ 昔な」
「いやそれはどうも このたびはゴチュージョーさまでした  ん?
 ゴスーチョーさまでした? ゴツージョー・・・ ゴトードー・・・・・・・・ん?」
「ご愁傷様だ」
「それでした」
住んでた村での葬式とかで、少年時代耳で聞いてたりしたんかな(笑)。
それは置いといて、ゲンさん、ナミがルフィの船に乗ることについて・・・
「・・・もしお前らがナミの笑顔を奪うようなことがあったら
 ・・・私がお前を殺しに行くぞ!!!!!」
「・・・・・・ まー別におれは奪わねェけどさ・・・」
さりげなく男前発言ですけど。
「わかったな!!!!」
「・・・・・・・・わかった」
骨付き肉口いっぱいでうなずくルフィ。

宴会の場では、ノジコがゴサの少年イジめてます(笑)。
彼は父の死を乗り越えました。

多分村の病院。
ナミさんがベッドにうつぶせてます。
ドクターに、アーロンの刺青を消してもらってます。
「消える?」
「完全には無理じゃな 傷は多少残る」
自ら傷つけたあの傷も残ってます。
「・・・・うん 一生消せないのにね・・・」

昔、この刺青のせいで泣いたナミ。
村を助けるためにアーロンの傍にはいたけど、自分は海賊じゃない。
でもこの刺青は『海賊の烙印みたい』。
ノジコの前では泣いたナミ。
その後、ノジコの腕には豪勢な刺青が。
ナミの刺青よりも広い刺青。
 『どーってことないじゃん こんなの飾りだもん
 ナミと一緒だね!はははははは』
 『・・・・うん』
・・・・えぇ姉ちゃんやなぁ・・・・(泣)
「ねえドクター 彫って欲しい刺青があるんだけど」

宴会はいまだに続行中。

そして出発の朝。
ヨサジョは賞金稼ぎに戻ります。
麦わらとはここでお別れ。
メリーの上で皆でナミさんを待ちます。
「しかし来ねェなあいつ」
「来ねェんじゃねェのか?」
「来ねェのかナミさんは!!?オォ!!?」
「お前な!!生ハムメロンどこにもなかったぞ!!」
ゾロの発言でゾロナミストは色々妄想できます(笑)。
顔もアレだしね!!何かニヤっとしてるしね!
陸の上では、ナミさんが例の1億を置いてくってのでノジコ・ゲンさん・ドクターが話してます。
「あの子聞かないから 一度言ったら」
「ばかめ・・・まだ礼をし足りんのは 我々の方だというのに・・・!!」

そこへナミさん登場。
「船を出して!!!!」
港に集まってた村人から大分離れて。
そこから・・・ダッシュ!!
「まさかあいつ・・・我々に礼も言わせず 別れも言わずに行こうというのか!?」
帆をはるメリー。
走り続けるナミ。
せめて礼を言うために止めようとする村人。
出航するメリー。
スルスルっと村人の間をすり抜けて、ジャンプ。
キレイに着地して・・・・Tシャツめくると、どさどさ出てくる村人たちのサイフ。
「みんな元気でねv」
ニコっと笑うナミさん。
さすが・・・・(笑)。
「やりやがったあのガキャーーーーーーッ!!!!」
村人総出のツッコミです。
「おい変わってねェぞコイツ」
「またいつ裏切ることか」
「ナミさんグーーーッ!!」
「だっはっはっは」
ゾロの発言って意味深だよねぇ!だよねぇ!!!!
深ーーい意味でもなけりゃこの発言はおかしいよねぇ!キャラと場面的に!!!
「この泥棒ネコがァーーっ!!!」
「戻って来ォい!!!」
「サイフ返せェ!!!」
「この悪ガキィーッ!!!」
「いつでも帰ってこいコラァ!!!」
「元気でやれよ!!!」
「お前ら感謝してるぞォ!!!」

「じゃあね みんな!!!!
 行って来る!!!!」
笑顔全開。

ドクターが、ゲンさんに紙を手渡します。
ナミさんが彫ってくれと頼んだ刺青。
『みかん』と『風車(かざぐるま)』。

 『ほら!!ゲンさん!!ナミに近づかないでよ!!』
 『いやしかし私だってその子の笑顔が見たいじゃないかっ』
 『ゲンさんの顔がコワイからナミが泣いちゃうのよ!!』
 『そ・・そんなこと言われてもなー・・・』

 『どうだっ!!これなら笑ってくれるだろう!?
  私はこれからずっとこうしていればいいんだ
  な!?ナミちゃん笑ってくれ?』
 『あのねェゲンさん 風車なんかさしててもナミは・・・』
 『キャハハハハハハハハハハ』
 『あ・・・笑った・・・』

 (空は快晴 風は軟風 風車がよくまわる――)


第96話 ”東一番の悪”

新聞屋さん(鳥)に、新聞代が高いとケチつけるナミさん。
何だか平和なメリーの上。
サンジくんはみかん畑の警備(ルフィの魔の手から)。
いつのまにかメリーの上に植えられてるベルメールさんのみかんの木。
あれ?いつのまに?
誰が?
このあたりで妄想炸裂ですよ(笑)。
「ナミさんv恋の警備万全です!!」
「んっ!ありがとサンジくんv」
「いいように使われてんなあいつは」
新聞広げたナミさん。
そこから落ちた一枚の紙。
「あああああーーーーっ!!!」

海軍本部。
東の海の、賞金首一千万を越える大台の海賊たちを尽く潰してきた麦わら一味。
その船長、モンキー・D・ルフィに、初頭手配からは異例の3千万ベリーの賞金がかけられました。

「逃げたい奴はいますぐ逃げ出せ!!!
 ここは一切の弱みを許さぬ海賊時代の『平和』の砦っ!!!
 民衆がか弱いことは罪ではない!!!
 正義はここにある!!!
 強靭な悪が海にあるならば我々海軍がそれを全力で駆逐せねばならんのだ!!!」

「”絶対的正義”の名のもとに!!!!」
背中に”正義”と書かれたコート(?)を羽織った集団。
迫力ですなぁ。

メリー号。
お尋ね者になって嬉しそうなルフィ。
がっくりするナミさん。
後姿が映ってて嬉しそうなウソップ。
自分が手配されてなくてイジけるサンジくん。
「これは”東の海”でのんびりやってる場合じゃないわね」
「はりきって”偉大なる航路”行くぞっ!!ヤローどもっ!!」
「うおーーーっ!!」
イジけてたと思ったら次にはもうウソップと仲良く肩くんで笑顔で拳をあげるサンジくん。
結構テンション上がってますね彼も。
で、やっぱり仲いいよねサンウソコンビ。
ゾロは島が見えたと報告。一人冷静ですなぁ。
「あそこには有名な町があるの
 『ローグタウン』 別名”始まりと終わりの町”
 かつての海賊王G・ロジャーが生まれ ・・そして処刑された町」
「海賊王が死んだ町・・・・!!」
「行く?」
行きますとも。

「よし!!おれは死刑台を見てくる!」
「ここはいい食材が手に入りそうだ  あといい女v」
「おれは装備集めに行くか」

「おれも買いてェモンがある」
「貸すわよ 利子3倍ね」
ゾロよ、何故ナミさんに言う。
つーか他の奴らは金持ってんのか。
ゾロナミのコマがあっただけで満足です(笑)。

おそらくナミさんからお金を借りて、一人で町を歩くゾロ。
通りでは、女性が大男に絡まれてます。
彼女のツレ、化け物と言われるヤツのせいで、こいつらの頭が監獄行きだとか。
「・・・まだ懲りないのなら私がお相手しますけど」
そして襲い掛かる男ども。
どよめく人々。
手助けしようかと、ゾロが柄に手を当てると、
一瞬で男どもは斬られました。女性に。
でも一人で勝手にこける女性。
メガネが外れて、メガネメガネ、とやっさんのごとく探してます。
観衆は盛り上がって拍手とかしてます。
ゾロはメガネを拾って渡してあげようとしますが・・・・・
「ご・・ごめんなさい あ・・ありがとございますっ」
女性の顔を見て固まるゾロ。

とある島。
海賊たちが休んでるところに”鷹の目”登場。
「さわぐな お前達に用はない 幹部どもはどこだ?」
「よう”鷹の目” こりゃ珍客だ
 おれは今気分が悪ィんだが・・・勝負でもしにきたか?」
「フン・・片腕の貴様と今さら決着をつけようなどとは思わん」
ミホークは、1枚の手配書を見せに来たのでした。
「ふとお前が昔していた話を思い出した
 ある小さな村の・・・面白いガキの話・・・」
どよめく海賊。
「きたか ルフィ」
赤髪海賊団大頭”赤髪のシャンクス”、ニヤリと笑顔です。
「おいみんな!!飲むぞっ!!!宴だァ!!!」
「飲むってあんた今飲みすぎて苦しんでた所じゃねェか!!」
気分が悪いって、飲みすぎかよ!!!!!(笑)。
シャンクス、宴にミホークまで誘ってます。
この2人、どういう関係ですかね。
シャンクスが両手があった時は、ミホークと渡りあえるくらいの剣の腕だったってことですよねぇ。
片腕失くしたあとも、ルフィの話をするくらいには仲良かった(?)てことですよねぇ。
大物が仲良しなのは何か嬉しいです。

ルフィの故郷、フーシャ村。
ルフィがお尋ね者になって、何か盛り上がってますが、村長は怒ってます。
マキノさんも久しぶりに登場です。
「フフッ 見てよ村長さん ルフィの楽しそうな笑顔」
「海賊は海賊じゃ!!」
「でもあの子の夢だもの  ・・・・心配?」

「・・・・・”夢”か ”運命(さだめ)”か・・・・」
こーーーの伏線王め!尾田!(笑)。


第97話 ”三代鬼徹”

町のお店で、ナミさん試着しまくりです。
美しい。
その度褒めまくる店員。褒め言葉に限界が(笑)。
山盛りにされた服を前に、
「こちら全てお買い上げで!?」 にっこり
「ううんいらない」 にっこり
「私もっとラフなのがほしいのよ」
「またのご来店で!!!」
ハーハー疲れきって涙流す店員が好きです(笑)。

ルフィは死刑台に無事到着。
彼はそんなに方向音痴ではないらしい(笑)。
「史上で一番”偉大な海賊”が死んだ場所・・・
 海賊時代の始まりの場所だ」

さて、ゾロ。
「びびった クソ・・・
 しかしありゃ 似すぎだぜくいなに  パクリだ
 しかもよりによって”刀”使いの剣士・・・!!」
何ですかそのオチ。運命の出会いですか。きー!(笑)。
「いるもんだな世の中には・・・でももう会うこともねェだろ
 しかしびびった・・・」
何回言うんだお前。
で、無事(笑)武器屋に到着したゾロ。
営業スマイルで登場した店主に、10万ベリーで2本くれ、と言うゾロ。
金なしと判断した店主、態度豹変(笑)。
「一本5万じゃナマクラしか買えねェぞ オ!?」
「間に合わせでいいんだ とにかく今は金がねェ」
店主、ゾロの腰に気づきます。
平常心、と唱えながらもあからさまに動揺しながら、ゾロの刀を見せてもらいます。
(こいつはまさしく・・・・!!!
 お・・落ち着け!!こいつはチャンスだ!!
 せっかくのズブの素人が”名刀”ぶらさげてやって来たんだ ここは冷静に話を・・・!!)
「ダメだこりゃ ガラクタだ」
「何だと」
「いやすまんうそ」
胸倉掴まれて出足くじく店主(笑)。
ゾロに交渉開始。
この刀を20万ベリーで買い取って、合わせて30万ベリーで刀3本買ってはいかがか?
「あ!?何言ってんだ」
値段に不服かと、65万ベリーまで値上げしてみたけど・・・・
「・・・あのな この刀はいくら積まれても・・・・」
「あーーーっ!!!この刀はっ!!! もしかして!!!」
さっきの女性。
(な・・・・!!!言うな言うなーーっ!!!)
(な・・なんでコイツがここに!!)

「これっ!!”和道一文字(わどういちもんじ)”でしょう!!?」
「和道・・・!?」
ゾロも名前は知らなかったようです。
「きれいな直刃・・・」
店主は必死に価値を隠そうとしますが、女はバラしちゃいます。
「ボチボチだなんて!!とんでもないっ!!
 これは”大業物21工”の一本!!名刀ですよっ!!
 これ!これみて下さい 買おうとすれば1千万ベリー以上は下らない代物です!!!」
ノートだか本とかを見せる女。店主キレます。
営業妨害とか言われて、女もつい謝っちゃいます。
「お前はこの”時雨”を取りに来たんだろ!?磨き終わってるよ!!
 チッ ひょろ剣士のクセに立派な”業物”持ちやがって」
刀受け取って、何故か陳列してある刀にこけていく女。トロい。。。。
キレたまんまの店主、5万ベリー均一のタルから2本持ってけ、とゾロに告げます。
「なんであいつがキレてんだ・・・」
いや、あんたはボラれかけたんだよ?(笑)。
女、ゾロに気づきます。ゾロの反応がかわいいです。
「刀お好きなんですね!3本揃えるなんでどっかの賞金稼ぎみたい!」
「賞金稼ぎね・・・・」
「知りませんか?ロロノアって男です」
「名前はよく聞く」
「ええ ”東の海”じゃ知れ渡った剣士の名ですけど『悪名』ですよ!!」
この女性、刀が悪に使われるのは許せないようです。
「・・・・まーいろいろ事情があったりもすんじゃねェのか?
 職種にゃ時代の要求(ニーズ)ってもんがあるからな」
ゾロの発言が頭よさそうだ。
つーか、この時点でこの女のこと気に入ってるよなゾロ!!!わーーーー!!(笑)。
店主も話に乗っかってきます。悪党大歓迎と。
「だがあの化け物がこの町を仕切る様になってから トンと客足も途絶えちまった 迷惑してるぜ」
「ス・・スモーカーさんは化け物なんかじゃないですっ!!」
「”悪魔の実”の能力者だ!!充分化け物さ!!」
「・・・とにかく私は・・・!!この”時雨”で剣士としてもっともっと腕を磨いて
 世界中の悪党達の手に渡った”名刀”を集めて回るんです
 最上大業物12工 大業物21工 良業物50工 ・・・私の命を賭けて」
「この刀も奪うのか?”和道一文字”っつったか・・・」
悪党の手に渡るのがいやなんですって慌てる女。
「へぇ・・・・・・」
で、5万ベリーのタルから、女は何かを見つけます。店主、ピクリ。
「”三代鬼徹(きてつ)”!!!これ!!・・・これにするべきですよっ!!!」
本を片手に取り出した一本の刀。
「歴とした『業物』ですよ!!普通100万はする品でこの前代の”二代鬼徹”は『大業物』で
 ”初代鬼徹”は『最上大業物』に位列してます!!」
「だめだ!!やっぱダメだ!!そいつは売れねェ!!」
抜いたゾロ、気づきます。
「・・・・・妖刀か」
「!?知ってたのか・・・!?」
「いや・・・わかる」
店主の説明では、鬼徹一派の刀は優れてはいたがことごとく”妖刀”だった。
腰につけると悲運の死を遂げる。
彼も処分はしたいが、呪われそうで・・・。
そんなモノだったとは知らなかった女、安易に勧めてしまったことを謝ります。
しかし!
「気に入った!!!これをもらう!!!」
顔がかっこよすぎですよロロノアさん。
自分が殺したみたいになるから売らねェ!と言う店主。
さっさと売れと言う店主の奥さん(笑)。
「じゃあこうしよう おれの”運”とコイツの”呪い”・・・どっちが強ェか試してみようか・・・」
ニヤリ笑いのゾロ。
「・・・おれが負けたら しょせんおれはそれまでの男だ・・・」
そう言って、鬼徹を上に放り投げる。
回転しながら落ちてくる鬼徹の下に、己の腕を差し出すゾロ。
「バカなマネやめろ!!!腕が無くなる!!!斬れ味は本物だぞ!!!」
叫ぶ店主。
目を閉じて待つゾロ。
そして鬼徹は、ゾロの腕を傷つけることなく通り過ぎ、その下の床に深く突き刺さる。

「もらってく」

腰が抜ける店主、女。 
かっこえーーーーーーーーー!!!
ゾロは女にもう一本も選んでくれ、と頼みます。
そこへ店主、「待ってろ!」と言って奥に走っていきます。
そして持ってきたもの。
「造りは黒漆太刀拵 刃は乱刃 小丁字
 良業物”雪走(ゆばしり)”!!斬れ味はおれが保証する!!
 ・・・ウチはたいした店じゃねェが これがおれの店の最高の刀だ」
金がないゾロですが
「金はいい!!!もらってやってくれ!!!
 もちろん鬼徹の代金もいらねェ さっきはダマそうとしてすまなかった
 久しぶりにいい剣士の目を見た
 刀は持ち主を選ぶという
 お前さんの幸運を祈る」
男前店主。

「やっぱ3本あるとおちつく」
町を歩くゾロ。よかったね。

「ドケチのあんたが家宝まであげちまうとはね」
「女はすっコンでろっ!!!
 男が男に夢を託して何が悪い!!!」
「・・・・さっさとフロ掃除しちまいなよ!!」
「はいっ!!!」
この夫婦も素敵ですね(笑)。奥さんが素敵です。返事のいい旦那も素敵です(笑)。
「腰抜けて立てないや・・・・」
こいつ、絶対ゾロに惚れちゃうよなぁ。もう一押しあったら(笑)。

海軍派出所。
「たしぎはまだ戻らねェのか!!」
「たしぎ曹長は武器屋へ刀を取りに行くと・・・」
あの女はたしぎと言うらしい。しかも曹長らしい。
叫んだ男・スモーカー大佐は、葉巻を2本も一気にふかしながらたしぎを呼びに行かせます。
「しょ〜〜がねェなあのトロ女・・・・!!海軍本部の恥だぜ・・・・・・」

町では、サンジくんが美女発見(笑)。


第98話 ”暗雲”

「オイオイ何だこのファンキーな魚はっ!!」
エレファント・ホンマグロ、巨大。全長は、サンジくん×1.5倍くらいかな。。。。
魚屋の主人が一本釣り(笑)したらしい。すげ!
まるごとお買い上げ。
先程の美女を思い出してたら、通りがかったウソップ発見。安売り卵(お一人様1パック)に夢中。
「主婦かお前は」

ナミさんは服を山盛り購入。
本当に山盛り。
ゴキゲンな店員に見送られて外に出ると、
「空気が変わった・・・」
一雨きます。
おばさんにビニール頂いて帰ります。

ルフィは・・・・死刑台の上に登っちゃってます。
おまわりさんが、拡声器で怒ってますが、
彼を誰かが殴り倒しちゃいました。
「探したよルフィ・・・!!久しぶりだね
 まさかアタシのこの顔を忘れたわけじゃないよね・・・?」
先程サンジくんが発見した美女です。
町の人、男女問わず目がハート。
「おれはお前みてェな美女知らねェぞ 誰だお前」
ルフィの美的感覚は一応正常らしい。
「アタシは決して忘れない
 ・・・あんたはこのアタシの美貌(かお)を初めてぶった男だから」
”ぶった”と言われて動揺するルフィ。
「あの時のあんたの激しい拳・・・・・感じたわ」
うっとりする美女の姿にうっとりする町の人(笑)。
「あんた達っ この海で一番美しいものは何だい!?」
「あなたですv」
全員サンジくんみたいになってます(笑)。
「この世界にアタシにひざまずかない男はいないんだ そしてアタシは強い男が好き
 あんたはアタシのものになるのよルフィv」
「うるせェ いやだ お前誰だ」
まだ誰か分かりませんルフィ(笑)。
そこへ警官隊登場。
美女と、処刑台のルフィに注意。
「警部補!!大変ですっ!!美しいですっ!!」
「それがどうした捕まえろ!!」
目をハートにして泣きながら逮捕しようとする警官隊(笑)。
そこへ爆弾。
「ハデに死ねェーっ!!!」
・・・ん?ハデ?
その爆弾で吹っ飛んだ噴水の一部が美女へ!!
直撃かと思いきや・・・・噴水は美女を滑って違う方向へ。
「危ないじゃないかあんた!」
「ハデにすまん だがまァそのスベスベの肌は当然無傷なんだ 気にするな
 麗しきレディー・アルビダよ!!!」
・・・・アルビダ!!!あの、1巻で出た女海賊!!!イカツイおばさん!!!!
「アルビダ?アルビダがどこにいんだよ」
何か違う・・・と言うルフィ。
「アタシは”悪魔の実”を食べて変わったのさ!!!
 実の名前は『スベスベの実』っ!!!
 もういかなる攻撃もアタシの美肌を傷つけることはできない!!!
 残念ながらアタシの美しさはさして変わらなかったけど・・・!!あんたの言う通り
 大きく変わったことは・・・・そう!『そばかす』が消えたこと!!」
「そこは大した問題じゃねェよ」
ルフィ、激しく否定(笑)。
「でもアタシの男になるのなら コイツに敗けてちゃ話にならない」
ルフィを探すという同じ目的のために手を組んだ「コイツ」とは・・・
「吹き飛ばされたあの日からおれはずっと
 てめェを殺すことを望み執念で仲間達のもとへ帰りついた
 それはまさに大冒険!!!体(パーツ)の足りねェこのおれの
 笑いあり!!地獄あり!!友情ありの小さなバギーの大冒険!!!
 だけどもバギーはがんばって・・・・
 何言わすんじゃコラァ!!!」
「なんだバギーか・・・・・」
テンション低いルフィ(笑)。
道化のバギー、登場です。
民衆どもに銃を向け、一方ではカバジがルフィを押さえつけ、死刑台にセットしちゃいました。
「これからてめェの”公開処刑”を始める!!!」

派出所では、スモーカー大佐が石積み遊びしてます。
部下が、海賊の死刑台での騒ぎを報告に来たせいで崩れちゃいましたが。
「・・・・・っぷは!!だめだこういうのはど〜〜もだめだ 気が張っちまってよ
 おれにはおれのペースってモンがある そうだろう?」
あんたが勝手に遊んでたんじゃ・・・?
海軍本部大佐、”白猟のスモーカー”。
広場での騒ぎに対してちゃちゃっと指示を出します。デキる男って感じですなぁ。
広場に向かう途中、3段アイス持って嬉しそうな親子連れがいます。
女の子、走ってスモーカーの足に激突。
アイスとスモーカーのズボンは無残な姿に・・・。
ひぃ!!!!
と思いきや・・・・
「悪ィな おれのズボンがアイス食っちまった
 次ァ5段を買うといい」
そう言って少女に小銭を渡します。
スモさん、顔に似合わず優しい!!!!
そこへたしぎ登場。
「たしぎィ!!!てめェトロトロと何やってた!!!」
軍曹がたしぎにジャケット渡します。
「ちょ・・・ちょっと腰が抜けてて」
ジャケット羽織って時雨を腰につけて、海軍本部曹長たしぎの完成です(笑)。
とりあえず広場へ・・・。

「ちょうどいいところにお前がいて助かった
 そういやおれさっきライオン見たぜ しかもヘンな着ぐるみマンが乗っててよォ・・・」
「何でおれが重い方なんだよ!!」
サンジくん、購入したエレファントホンマグロをウソップと運んでます。
サンジくん、ウソップと雑談するの楽しそうだねぇ・・・。
ゾロ、ナミさんもそれぞれ歩いてます。
そして4人ともばったり逢います。
「―で?あいつは?」
「死刑台を見るって・・・言ってたわよね・・・」
「死刑台のある広場ってここじゃねェのか?」

広場の見渡せる建物内にスモーカー到着。
広場にいる賞金首は3人、金棒のアルビダ、道化のバギー、麦わらのルフィ。
スモーカーはルフィの事は初耳です。
「3千万!!そりゃ久々に骨がありそうだな」
「いえそれが・・・その男今・・・殺されそうです」

「なんであいつが死刑台にっ!!!?」
びっくり4人。


第99話 ”ルフィが死んだ”

「おれ死刑って初めて見るよ」
「てめェが死ぬ本人だよ!!!!」
「ええっ!!?ふざけんなーーーっ!!!」
「てめェがフザけんなァ!!!」

ナミさんとウソップは、荷物抱えて船に戻ります。
ルフィ救出の援護よりもとりあえず大切なことのために。
「この島に嵐が来る」
騒動起こして海軍が来たあとに、船が流されてたら大変です。
「なるほどそりゃ一大事だァ!!」
ウソップ加速。ホンマグロ引きずりながら(笑)。

そのメリー号。
懐かしのモージがリッチーに乗って登場。
リッチーの毛結んでバイクみたいにしてます(笑)。
万が一に備えてこの船を燃やすのが彼の仕事。

スモーカーさん、麦わらの首が飛んだら、バギーとアルビダを捕まえる気です。

「ごめんなさい 助けてください  もうしません」
「助けるかボケェ!!!」
ルフィ、多分すごい棒読みだ。
最期に何か言っとくか?と聞かれたルフィ、もちろん、
「おれは!!!!海賊王になる男だ!!!!」
この町でそんなデカイ発言を。
町人も思わず笑っちゃいます。
バギーが剣を振り下ろそうとすると・・・・
「その死刑待て!!!!」
サンジとゾロ、登場。
「来たなゾロ だが一足遅かったな・・・!!」
海軍たちもゾロを確認。
「賞金稼ぎか こんなときにっ!!」
「いえ・・それが あの”麦わら”の一味だという情報で・・・・!!!」
死刑台を壊すためにアルビダとバギーの部下を倒しながら進む2人。
たしぎは、あの男がゾロだったと気づきます。
結構な人数の部下がいたもんで、2人はなかなか死刑台に到達できません。
それを見たルフィ・・・。

「ゾロ!!サンジ!!ウソップ!!ナミ!!
 わりい おれ死んだ」
笑顔でそう言うルフィ。
「バ・・・」
「バカなこと言うんじゃねェ!!!」
ゾロ・サンジも必死。
スモーカー、笑ったルフィに驚愕。

その時、雷が死刑台に、バギーの剣に落ちました。
焼け落ちる死刑台。
雨の中、麦わらを拾って立つのはルフィ。
「なははは やっぱ生きてた もうけっ」
一同、言葉も出ません。
「おいお前 神を信じるか?」
「バカ言ってねェでさっさとこの町出るぞ もう一騒動ありそうだ」
サンジとゾロ、部下をほとんど倒し尽くして呑気な会話。
そこへ海軍登場。
逃げる3人。

(なぜ笑った・・・助かることを知ってたのか!!?
 違う!!!
 あいつはあの瞬間本気で自分の人生がここまでだと悟った
 ”死”を受け入れ・・・覚悟して・・・笑ったんだ!!)
部下に問うスモーカー。
死刑台で笑った海賊を見たことがあるか?
「どんな虚勢をはった大物でも 死の瞬間は必ず青ざめ絶望に死ぬものです」
「笑ったんだよあの麦わらの男が!!!
 22年前・・・!!この町の死刑台で笑った海賊王G・ロジャーと同じ様に!!!」

逃げた3人の方向にはちゃんと部隊配置の命令をしていたものの、
この雨で火薬類をやられたため、装備仕切りなおしに派出所に戻ってました。
なのでそのままやつらは港へ行けてしまいます。
「風は西に吹いてる・・・奴らにゃ追い風ってわけだ
 これが全て偶然か・・・!!?
 まるで”天”があの男を生かそうとしてる様だ!!!」

「この”白猟のスモーカー”!!!本部大佐の名に賭けて あの男 絶対に島から出さねェぞ!!!


巻十  巻十二

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