ONE PIECE 巻二  ”VERSUS!!バギー海賊団”


第9話 ”魔性の女”

「いやだ!おれは別にお前と組みたくねェ」
NOと言える男です、ルフィ。
仲間になってくれるんなら誰でもいいって訳じゃないんです。
彼なりに選んでます。
海賊王の仲間を。

「中に宝石でも入ってたり・・・・あ!もしかして宝の地図!?」
「うるせーなーおれは忙しいんだよ」
ナミさんお宝にこだわります。
カワイイ女に目もくれず忙しいらしいルフィさん。一体何が忙しいんだ。
あんた食われてただけじゃん。

さて、酒場の屋上では、
海図盗られた部下に船長のお仕置きです。
「誰がつけっ鼻だァ!!!!」
「真っ赤でデカイですだァア!!?」
鼻にコンプレックスがあるようです。
自前なんだぁ・・・・・。
部下は大砲で派手に吹き飛ばされました。

とある民家。
町の人は皆避難しております。バギーがいるから。
その間にルフィとナミがお邪魔します。
「そんなに怖ェのか
 そのナミーって海賊は」
「ナミは私だ!!海賊はバギー!!!」
・・・ちょっと笑った(笑)。

かみ合わないルフィとの会話にお疲れのナミさん、さりげに自分の目標を語っちゃいます。
「何が何でも一億ベリー稼ぐ事!!
 そしてある村を買うの!!!」
そのためにグランドラインの海図を盗んで大物海賊のお宝を頂戴する気らしいです。
それにはルフィの強さは使えるな、と。
しかーーし!ルフィもグランドラインを目指してる、航海士になってくれと言った途端。
あっさり「あんたとは組みたくない」。
「だからその地図で宝探しってわけ・・」
まだ麦藁に宝の地図があると思ってますナミさん。
「これは昔友達から受け取ったおれの大切な宝物なんだ!!
 仲間を集めて海賊になる事をおれはこの帽子に誓った」
ルフィの言葉にちょっと胸キュン(死語)なナミさん。ルナミ!?
ともかく、
「私が世界で一番嫌いなものはね 海賊なの!!!!
 好きなものはお金とみかん!!」
頭オレンジやしね(関係ない)。
とりあえず、大嫌いな海賊であるルフィの有効利用法を見つけたようですよナミさん。
そんなわけで、レッツバギーの所ーー。

酒場到着間際、ルフィの緊縛プレイ(違)です。
ナミさん!縛り方が堂に入ってますよ!!!慣れてらっしゃいますよ!!!

さて、泥棒女に逃げられたうえルフィにノされた部下たちにバギー船長お怒りです。
そこへナミたちやってきたようです。
「よォし!!ここへ連れて来い!!
 ・・・何ィ!?自分から来ただと!!??どういう事だァ!!!」(ボーン!!)
何だか憎めないバギーさん。

ナミさん、ルフィをバギーに差し出して、
「親分とけんかしました!もううんざりです
 私をバギー一味に入れて下さい!!」
面白い女はバギー船長に気に入られましたとさ。
「あいつはもう仲間にしてやらん!!」
ルフィ、檻の中でふてくされてます。

「つきましたゾロのだんな!!」
齢19にして海賊に『だんな』と呼ばれる元海賊狩りのロロノアさん、町に到着です。
とりあえず、ルフィ情報を求めてバギーの元へ。


第10話 ”酒場の一件”

海図も戻って新顔も加わって、早速バギー一味、宴会です。
呑み比べでナミさん圧勝です。
バギー一味を酒で潰してお宝ゲット大作戦です。
「あー楽しそうだなー
 やっぱこうだよなー海賊って!!」
でも貴方は檻の中。
何か食わせろ、というルフィにちゃんと食わせてやるナミさん。
「お前いい奴だなーやっぱ仲間にしてやろうか」
呑気ですルフィ。
「私の仕事が万事うまくいったら この檻の鍵くらい開けて逃がしてあげるわ
 私あんたに全く恨みないし」
「じゃ今開けろ」
ボケとツッコミが交代したかのような(違)やりとりがたまにあって好きです。

そんなやりとりにバギー船長参加。
「てめェの処分は決まってる」
「逃がしてくれんのか?」
 そうだお前を逃がして 逃がすかっ!!!」
バギーさんはノリツッコミがお得意。
ちなみに処分は特製バギー玉で派手に殺す、です。
この大砲、下手な町なら一発で消し飛ぶ代物だそうです。
そしてバギー、ナミに向かってルフィを殺せと命令します。
さすがのナミさんもキツイです。
ここで殺らなきゃ自分が殺られるけど、むやみに人殺しなんかできない。
手もふるえます。
「中途半端な覚悟で海賊を相手にしようとするからそうなるんだ」
ルフィ、大砲向けられてるのに不敵な笑みでこのセリフ。
「・・・!!覚悟って何よ
 人を簡単に殺してみせる事がそうなの?
 それが海賊の覚悟・・・?」
「違う
 自分の命を賭ける覚悟だ!!」
・・・・ぎゃふん!!!男前!!
そうだよ!!シャンクスの教え(?)はたしかにルフィの中で活かされてるよ!!!!

じらされた海賊、自ら点火しようとします。が・・・・
ナミさん、己の武器で反撃!!!
棍を太腿に忍ばせてたのですよ!セクシーやんけ!不二子かお前は!!
「しまった・・!!つい・・!!」
ルフィもびっくり。
「・・たとえマネ事でも私は非道な海賊と同類にはなりたくなかったから!!
 私の大切な人の命を奪った大嫌いな海賊と同類には・・・!!!」
「・・・・・あーそれで嫌いなのか海賊が・・・」
ナミさんの過去がちらっと明らかに。
ところで、導火線、火ぃ点いてます。
「やべーーーー!!!死ぬーーーっ!!!」
さすがにこの距離で大砲は、死にますか。
一斉に飛び掛ってくる海賊に対してナミさん、
棍を一振りした後、敵に背を向けて導火線を握り締めます。
ジュウ、て言うてます。
ルフィもびっくり。「・・・・!?お前・・・・・・・・!!」
後ろには海賊がナイフ持って飛び掛かろうとしてます。
そーこーへーーー!!!!!!!

「女一人に何人がかりだ」

・・・・・・・・・。
ぐはっっっっ!!!!!!!
ゾロ登場です。ゾロ。ゾロ。しつこいけどゾロ登場です。
「ゾロォ!!!!」
このルフィの顔が嬉しそうで、・・・ゾロル、とかつぶやきたくなります(邪)。
「ケガは」
「・・・ええ平気・・・」
ゾロさん・・・あんたは何てフェミニストや・・・・・。
あんな助け方されちゃ惚れますよ・・・罪なお人や・・・・。
ルフィに「アホ!」と言い放つ貴方の立ち姿にすら心躍ります。
バギー一味、そしてナミもルフィの言葉からこの男が『海賊狩りのゾロ』だと知ります。
有名人ゾロ。バギーも知ってます。有名です(何か嬉しい)。
何で海賊狩りが海賊の仲間やねん、とみんな不思議そうです。

海賊狩りはやめたのでバギーにも興味はない、というゾロに、
「おれは興味あるねェ
 てめェを殺せば名が上がる」
「やめとけ死ぬぜ」
ゾロを殺せば海賊の名が上がるんだ!!!そんぐらい強いんだゾロ!!!
そしてゾロのセリフが無敵だよ!!自信家だよ!!根拠ある自信だよ!!きゃー!
ということで、斬ったら、アラ不思議。船長バラバラ。
「うわっよえーなあいつっ!!」
ルフィもびっくり(←こればっかり)。
でも部下たちは・・・・・「へへ・・・」。
むむ!?


第11話 ”敗走”

船長がバラバラに斬られたのに、部下たち笑ってます。
とりあえず、ゾロも不思議そうですがルフィを檻から出すのが先です。
「この鉄ごうしはさすがに斬れねェしな」
・・・いや、あなたなら斬れたんじゃない?この時でも。
早よ鍵出せや、と言うゾロが・・・・・
後ろから刺されました!!わき腹刺されました!!!
刺したのは・・・手です。バギーの『手』がナイフで刺しました。
バギーはバラバラの実の能力者。
斬っても斬れないバラバラ人間!
「バラバラ人間って あいつバケモンかっ!!」←<ゴム人間>
っていうのが笑えました。
急所は外れたようですが、ゾロ、結構キツそうです。

「後ろから刺すなんて卑怯だぞ!!デカッ鼻ァ!!!」
ルフィ、それ禁句。
キレた船長、ナイフ持った手をルフィへふっ飛ばします。
「ルフィ!!!」
アセるゾロ。・・・・・・ゾロル(ぼそり)。
ルフィ、歯で受けます。なおかつナイフ折ります。
うーん、いい歯だわ。
お前は必ずブッ飛ばす、と言うルフィを豪快に笑い飛ばすバギー。
「はっはっはっはっはっはっは!!死んでたまるかっ!!」
豪華な笑いには豪快な笑いで返します、ルフィ。そして、
「逃げろ!!!ゾロ!!」
ナミさんびっくり。助けに来てくれた仲間に対してこんなセリフ言うなんて、死ぬつもりですか。
ルフィは闘い方を知ってるよね。
今すべきことを知ってる。
ゾロ、ルフィの言葉の意味を理解したのか(もしくはしてないのか)、
「了解」
ナミさんパニック。阿吽の呼吸で会話されてもさっぱりです。
ゾロも今すべきことを理解してます。
とりあえず逃げるために、大砲の向きを力技で変えます。
血を噴出しながら背負い投げ(?)。男前。
ルフィも「おおっ!!」と感心。
「おい点火だ!!!」
「え・・・
 ・・・は・・・はいっ!!」
「急げ!!!」
ゾロの命令でナミさんが『はいっ!』て返事よ!!きゃー!
緊急事態にはゾロの素早い状況判断力がモノを言います。男前やわ。
そして点火・・・。

いまのうちに逃げましょう。
「ところでお前誰だ」
「私・・・泥棒よ」
いや、どっちもおかしいよ。いまさらやし、答えになってないし。
でもいいの。ゾロナミが絡んでりゃもうそれでいいの。ゾロナミポイントなの。
「そいつはウチの航海士だ」
ルフィさん、決めたようです。そりゃね。導火線握って消してくれりゃね。心意気だよ。
そして・・・いまだ檻から出られないルフィ。
ゾロは・・・・・担ぎます。
「おいゾロいいよ!腹わた飛び出るぞ」
「飛び出たらしまえばいい」
「何でそこまで・・・・!!!」
「おれはおれのやりてェ様にやる!口出しすんじゃねェっ!!!」
ルフィ的には、とりあえずゾロ達が引いてからまた体勢立て直して、て事だったんかもしれません。
うちはゾロじゃないんでルフィの言葉から真意を理解するなんてできませんよ!(開き直り)
でもゾロはルフィを置いては行きません。
だって担げるもん。
血噴き出るけど、担げるもん。だから担いでいくのさ。
貴方のその顔その筋肉その立ち姿が男前すぎてきっとナミさんも惚れたでしょう。。
今まで出会った男達、海賊達、と、違いすぎて。

さて、五人がかりでやっと運べる鉄の檻を担いで屋根の上に一時避難のゾロご一行。
・・・どうやって屋根へ・・・・・・・・。
バギー船長は怒りがピークです。


第12話 ”犬”

「たかだか三人の泥棒なんぞにナメられていいのか!!?」
「いけません!」
「声が小せェもう一回!!」
「いけません!!!」
「うるせェ!!!」
・・・・憎めません、バギー船長。
バギー一味の副船長、「猛獣使いのモージ』登場。
ライオンに乗ってます。変な頭です。
頭・・・あた・・・・あたま・・・?毛・・?着ぐるみ・・・・?

街中を檻引きずりながら歩くゾロ。
そろそろ限界。血が足りない。
倒れこみます。
倒れたところに犬が。
びく!!となるゾロがカワイイ。
ルフィ、動かない犬に興味津々。目潰し食らわせます。
そして案の定大喧嘩。
「犬め!!」
「くそ・・・血が足りねェ!!」
2人揃ってぶっ倒れます。
そこへナミ登場。
「「よォ航海士」」
「誰がよ!!!」
ルナゾ・・・・・(違う。全然違う)。
ナミさん、檻の鍵盗んでてくれました。
放り投げたら・・・・・・・犬が食った。がびーん。
ルフィ、犬の首絞めて吐かそうとします。
そこへ変なおっさん登場。町長のプードルさんです。

町長さんはゾロを家に休ませてくれました。
「寝りゃなおる」がゾロ流のようです。
あの犬の名はシュシュ。
動かなかった場所はペットフード屋さんの前でした。
この店の主人は町長さんの親友で、シュシュは此処の犬でした。
しかし主人は3ヶ月前に病気で他界。
それ以来、シュシュはココから動かず、海賊相手に戦っていました。
町の人は、シュシュが主人を待ってると言います。
でも町長さんはそうは思いません。
シュシュは頭のイイコ。主人の死なんてとっくに理解してる。
でもココから動かないのは、此処がシュシュの宝だから。
大好きな主人の形見だから。
だからシュシュは町の人と一緒に避難はしないし、傷だらけになっても海賊から店を守ろうとする。
なので町長さんは餌をやりにきてくれてるのです。

突然聞こえてきた猛獣の咆哮。
ナミさん、町長さん、ダッシュで非難。
もちろん檻ん中のルフィとシュシュは動きません(動けません)。
そしてモージ&ライオン登場。
「なんだお前へんな着ぐるみかぶって」
「何っ・・・・・・!!!
 失敬だぞ貴様ァ!!これはおれの髪の毛だ!!!」
「じゃあなおさら変だな」
「やかましいわァ!!!」
髪の毛なんだ・・・・髭と一体化してるね・・・。
ルフィ、変なモノは変と言います。すなおだわ。

「言っとくがこの世におれに操れない動物はいないんだぜ
 例えばそこにいる犬にしてもだ
 お手『ガブ』あああっ!!!
 お前は所詮名もないコソ泥だ」
「犬は」
ボケ担当ルフィがツッコミになると何だかステキ。
コイツらのお目当てはやはりゾロ(有名)。
居場所を言わないルフィ(の檻)に襲い掛かります。
ライオンのリッチーが。リッチー・・・・。ライオネル・リッチー!?
おかげさまで鉄の檻は壊れました。
しかしルフィ、リッチーのパンチで吹き飛ばされます。
モージ曰く、「即死だ!」
リッチー、ペットフードの匂いを嗅ぎつけます。
シュシュ、ピンチ!!!

ルフィ、当然生きてます。
「よォし これからあいつら全員ぶっ飛ばして
 泥棒ナミに航海士やってもらうぞ!!!」


第13話 ”宝物”

「何で生きてとるんじゃ小童!!」
「何で生きてんのよあんた!!」
「? 生きてちゃわりいのか」
いや悪かないけど。

シュシュ、頑張ってます。
痛々しいほどに。
ライオンの爪に引き裂かれようと、壁に叩きつけられようと、
大切な主人の大切な店を守るために、必死にライオンに歯向かいます。

リッチー、腹も膨れてモージは再びゾロ探し。
店の前に来たルフィが目にしたのは、
燃えさかる店と、
泣きながら吼え続けるシュシュと。

ルフィ、モージらの前に現われます。
『ゴムゴムの槌』でリッチーをあっちゅーまに倒します。
ルフィがバギー船長と同じ悪魔の実の能力者と知ったモージ。
「よ・・よしっ!お前にな!好きなだけ宝をやろう!!
 そ・・それとここはひとつ穏便に謝ろうと思う!!ごめん!!」
憎めないけど、ヘタレだね。
「もう謝んなくていいよ 今さら何しようとあの犬の宝は戻らねぇんだから
 だからおれはお前を ぶっ飛ばしに来たんだ!!!!」
わーーーーーーー!!!!!!!!顔がーーーーーー!
超男前ですぞ!!!!!男だよ!!!!!
『宝』を傷つけられた者の気持ちはよく分かりますルフィ。
そいつにとってその『宝』がどれほどのモノなのかをよく知ってますルフィ。
そしてモージ一発で撃沈。

燃え落ちた店の前に静かに座るシュシュ。
「どいつもこいつも・・・・海賊なんてみんな同じよ・・・!!!
 人の大切なものを平気で奪って!!!」
ナミさん憤慨。
そこへルフィ登場。
ナミさんルフィにも怒ります。まぁこいつも海賊ですから。嫌味も皮肉もぶつけちゃいます。
「・・・・・お前なんかにおれがやられるか」(べー)
「何っ!!?(カチーン)
 よーしやったろうじゃないの!!」
「やめろっちゅーんじゃ 何なんじゃお前らはっ!!」
そりゃ町長さんは戸惑いますよ。こいつら仲間だと思ってんですからね。
ルフィ、ナミさん無視してシュシュの元へ。
「これしか取り返せなかった!あと全部食っちまいやがってよ」
1箱のペットフードをシュシュの前に。
ナミさんは、ルフィが戦ってきたことを知ります。
「よくやったよお前は!よく戦った
 まあ見ちゃいねェけどな 大体分かる!」
ルフィの方も見ずに、シュシュはペットフードを咥えて歩き出します。
・・・そして、振り返って、「ワン!!」
「おう!!お前も頑張れよ!!」「ワン!!!!ワン!!!」
泣き所だよ、ココ。
ルフィの心意気はシュシュに伝わりました。
シュシュも何だか笑顔にも見えます。
ルフィ、普通に動物と話せそうだよね。野性で。

モージがやられた事を知ったバギー船長。
ありったけの特製バギー玉で、この町全てを消し飛ばすつもりだそうですよ。


第14話 ”無謀っ!!”

戻ったモージの最期(笑)の言葉「ゴ・・・げん」(ゴム人間)。
バギー船長には「ごきげん」としか聞こえなかったようです。
おかげで船長キレました。
憎めません。
シュシュは町民の避難所に行きました。
避難所の皆は戻ってこない町長を心配してます。

「どなってごめん!」
真実を知ったナミさんは、誤解してたことを素直に謝ります。
「ん? いいさ お前は大切な人を海賊に殺されたんだ
 なんかいろいろあったんだろ?
 別に聞きたくねェけどな」
むむ、いい男だルフィ。
ムリヤリ話聞く気はないんです。
聞いたところで死んだその人が戻ってくる訳じゃないからね。・・・・ナミ→ルかぁ・・・(笑)。
そして町長、シュシュですらあんなに戦ってると言うのに
町長である自分が今の状態であることに我慢の限界です。
「男には!!退いてはならん戦いがある!!!違うか小童っ!!!」
「そうだ!!!おっさん!!!」(どーん)
「のせるな!!」

40年前、海賊に潰されたこの町で
皆で力をあわせて今のこの立派な港町を築き上げた。
町長の、町民たちの、宝。
「わしは戦う!」
その瞬間、バギー玉によって通りの家々がまるごと吹き飛ばされました。
・・・ゾロ、寝てるんですけど。
ルフィあせる。
「あーーー  目覚めの悪ィ目覚ましだぜ」
「よかった!生きてたか!」
「・・・何で生きてられるのよ・・・!!」
町長さん、もうダメです。限界です。しんどいです。
「無謀は承知!!!!」
涙を浮かべて叫ぶ町長は走って行きます。。それを見る3人。
「町長さん・・・・泣いてた・・・!!」
「そうか?おれには見えなかった」
ナミさんの言う意味での「涙」ではないんですよ。て事ですかね?
「何だか盛りあがってきてるみてェだな!」
「しししし!そうなんだ」
「笑ってる場合かっ!!」
「大丈夫!おれはあのおっさん好きだ!絶対死なせない!!」
ゾロ、事情なんてさっぱり分かってないよね。
この男、今後もずっとこんなだよ?大分先の話ですが、アラバスタのことくらいじゃないのちゃんと聞いてたのって。
ということで、ルフィは海図を奪いにバギーの元へ。
ナミさんは一時手を組みます。

町長、バギーの元に到着。

「あんたも行くの?お腹のキズは」
「治った」
「治るかっ!!」
「ハラのキズより・・やられっぱなしで傷ついたおれの名の方が重傷だ
 いこうか!」
本気てぬぐい巻いて戦闘準備です。
ゾロナミ・・・(←会話しただけでコレかい!!)
この会話を見つめるルフィの顔がカワイイです。
何!?ジェラシー!?・・・・どっちに!!??ルゾロ!?ルナミ!?(アホ)
「ああいこう」
「あっきれた・・・」
男前が二人とそれに翻弄される女が一人。


第15話 ”GONG"

町長、バギーに勝負を挑みます。
勝負と言われて、船長の手を煩わせることも無い、と
参謀長カバジの登場です。一輪車乗ってます。口ん中から剣が出てきました。曲芸師ですな。
「バカ野郎ご指名はおれだぜ さがってろ!!」
・・む、バギー、何だかさすが船長って感じですね。
我が『宝』町を守るために戦うと言う船長を笑い飛ばすバギー。
「町が宝だと!!?ザレ言をぬかすな!!!」

片腕を飛ばして町長の首を絞めるバギー。
町長負けません。自分の喉ごとバギーを殴ります。
痛かったバギー、さらに締め付けます。
町長ごと大砲で町を吹き飛ばす気です。
「この町は潰させん!!!わしと戦えェ!!!」

「約束通り お前をブッ飛ばしに来たぞ!!!」
ルフィ、町長さんの首からバギーの腕をもぎとります。
「わしの町はわしが守る!!手出しは無用じゃ!!!」
そんな町長さんを、壁にぶち当てて失神さすルフィ。
ナミ、バギー吃驚。ゾロだけは何だか解ってる感じ。
「邪魔!!!」
「上策だな・・・このおっさんほっといたら間違いなく死にに行く気だ
 気絶してた方が安全だろう」
て事らしいよ。

「デカッ鼻ァ!!!!」
バギー挑発。
バギー玉発射。
「ゴムゴムの風船っ!!!!」
びよおん。
「・・・先に言えよな」
ゾロ、ちょっとビビったようです。
酒場に砲弾直撃。
「よっしゃ!!敵がへった!!やるか!!」
「人騒がせな・・・」
「あんた一体何なのよっ!!」
ナミさん、まだ能力者だって知らないですからね。


第16話 ”VERSUS!!バギー海賊団”

「何よ今の風船みたいにふくれたの!!」
「ゴムゴムの風船だ!!」(どーん)
「それが何かって聞いてんのよっ!!」

バギー、部下を盾に。
ちなみにカバジはリッチーを盾に。
モージとカバジ、仲悪そうだ。
そしてモージの口から「ゴム人間」だとのお知らせです。
「何でそれを早く言わねェんだ!!!」
「一応言いました!!!」
投げ飛ばされるモージ。
蹴り飛ばすルフィ。
飛んできたモージをひらりとかわすナミさん。
「開戦だ!!」
・・・合図が『モージ』ですか・・(笑)。

そして参謀長カバジが向かってきますが、
ルフィの前にゾロが立ってその剣を受け止めます。
「剣の相手ならおれがする!」
でもさっそく腹から血ぃにじんでます。
それを見たルフィ、
「おいゾロ やっぱり休んでろよ おれがやるから」
かまわずカバジは技を仕掛けます。曲芸ですけど。
火吹きでひるんだ隙に、傷口を思いっきりつま先で蹴ります。
ゾロも溜まらず叫びます。
続いても曲芸ののち、再度傷口を。
ゾロ、地面にのびます。
ルフィは黙って見てます。
地面に倒れてるゾロに向かってカバジが剣をとって向かいます。んが!!!!
ゾロ、立ち上がり刀で弾き飛ばします。
思わずルフィも「おお!!」です。
傷つつかれてイライラなゾロ、自らの刀でその傷口に斬りつけます。
「おれの剣が目指すのは世界一・・・
 ハンディはこれくらいで満足か?
 おれとお前の格の違いを教えてやるよ」
・・・・・・・・・・・・くはっっっ・・・・・!!!!!
3刀流になったよ!
「うおーっかっこいいーっ」
「・・・これがロロノア・ゾロか・・・ナメやがって・・・!!!」
全てが認めるかっこよさ!!!!!ぎゃーーー!!!!!!


第17話 ”格”

「おれはこの先剣士と名乗る野郎には たった一度でも敗ける訳にはいかねェんだ!!」
「成程・・・強い志の成せる業か・・だがまァ安心しろ
 それだけの重傷で相手がこのおれとあっちゃあ敗けの言い訳には充分だ」
「・・・逆だ!!これくらいの傷でてめェごときに敗けたとあっちゃ
 おれのこの先が思いやられるよ・・・!!」
「・・・・!!てめェ・・・!!!」
・・・・・・・・・・男前ずぎて身悶えました。口も達者ですロロノアさん。

ナミさんとりあえず、お宝探しに行きます。
ルフィたちが海図をゲットしたら改めて手を組むそうですよ。
「じゃあね!健闘を祈るわ!」
「おお ありがとう」
呑気ねルフィ。

カバジの曲芸は続きます。
曲芸で空高く飛んで降りてくるカバジ。
バギーが手を飛ばしてゾロの足を掴んで動けなくしようとします。
しかーーーーし!!!!!!!!!
ルフィがその手を踏んづけます。
「ゾロの野望(たたかい)に手を出すな!!!」
「へっ・・・」(ニッ・・)
・・・っかーーーー!!!!何だよこの信頼関係!!お前ら出会って何日だよ!!わぁーー!
とりあえず空から降りてきたカバジを避けて、もうフラフラなゾロ。
「もういい・・・・疲れた・・・」
カバジ、ゾロが勝負を諦めたのだと思います。
んが!!!
ゾロに一輪車蹴り飛ばされます。
「お前の下らねェ曲技につきあうのが
 疲れたって言ったんだ!!」
わーい凶悪面!!!!!!!
おれの本物の剣技でとどめ刺す!とか言うてますカバジさん。

「鬼・・・斬り!!!!」

カバジ、撃沈。
「我々バギー一味がコソ泥ごときに・・・!!ここまで・・・!!」
「コソ泥じゃねェ
 海賊だ!!」
そう言ってゾロも倒れます。
「ルフィ・・・おれは寝るぞ」
「おう寝てろ あとはおれがやる」
おつかれさまです、ゾロ。
どこまでも貴方は男前でした。

バギー、ルフィの海賊王になる宣言にお怒りです。
「いいからかかって来い やかましいよお前」
ルフィ相手にしてません。
ところでバギーさん、この麦藁にどうやら見覚えがあるようです。
「てめェのその麦わらを見てると若かりし頃のあの男を思い出すぜ
 クソ生意気なあの赤髪の男を・・・!!!」
赤髪!?


巻一  巻三

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