カノコさま(SUPER★NOVA)の、'06ゾロ誕DLF作品。

椅子シリーズ、とうとうゾロがやってきました!
悪い顔……!!
素足か!○田純一かお前は!!
ドア開けた瞬間、こんなのにお出迎えされたら飛び込んじゃうね!(何処に)
てかこのゾロ絶対Sやな、サド王子やな。
……お出迎え、いやお見送りかな…?

てことで以下勝手に妄想駄文。

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「ゾロのバカ!!!もう帰る!!」
「勝手にしろ」
思わずカッとなって叫んだその言葉に、目の前の男はあっさりとそう返した。
椅子に腰掛けて欠伸までしている。
何よ、バカ。
誕生日なのに。
あんたは忘れてるのかもしれないけど、
今日はあんたの、誕生日なのに。
喧嘩なんて、本当はしたくないのに。
ドアの前に立ってゾロを睨みつけても、相変わらず眠そうな顔で無視される。
ぎゅっと拳を握って唇を噛んだ。
バカゾロ。
「……本当に、帰るからね」
「あぁ」
泣きそうになるのを必死でこらえて、ドアノブを回す。

「あぁそうだ、ナミ」
「何よ、帰るんだから!」
「あのな」
振り返ると、ゾロは背もたれの上に両腕を伸ばし、片膝を立てて偉そうに椅子に座り、
口元に意地の悪い笑みを浮かべてこっちを見ていた。
「戻ってくるときは、花とか買ってこいよ」
「……何でよ」
「誕生日だろ」
「…………花なんて似合うわけないでしょアンタに」
「まぁな」
今日が何の日か覚えてたくせに、喧嘩するなんて。
本当に最悪、コイツ。
しかも私が戻ってくるって勝手に決めてる。
本当に、本当に怒ってるのよ私。

「おれじゃなくてお前」
「……何、が」
「お前には花が似合う」
「…………何よソレ」
「だから花持って戻って来い」
「………」
「誕生日にお前と一緒じゃねぇなんて、つまんねぇだろ?」
「………」

ゾロはニヤニヤ笑いながらそう言った。

本当に、最悪よコイツ。
大っ嫌い。

でもどうせ私は、ゾロのために花を片手にまたここに戻ってくるんだろう。

………誕生日おめでとう、バカゾロ。


******
アメとムチ。
ところで何で喧嘩したんだろうね?(適当)


2006/11/13


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