蜜。
このまま朝など来なければいい。
永遠にこの夜を生きられたら。
叶わぬ願いは熱に変わる。
ゾロの手が体を這う。
触れられたところから溶けていく。
体に触れるゾロの手は、とても優しい。
けれどそれすらも、もどかしい。
もっと激しく触れて欲しいと体が叫ぶ。
優しくなど、抱いて欲しくない。
優しくされればされるほど、あなたを忘れられなくなるから。
朝が来るのなら、あなたを忘れなければならないから。
ゾロの指が、溢れる蜜をからめとる。
とまることのないそれが、
ゾロの指を、ゾロの舌を、汚していく。
溢れる蜜も
溢れる涙も
全てがゾロに呑み込まれる。
そしてゾロの全てが
私の中に吐き出される。
ゾロに全てを呑み込まれ、
ゾロの全てを呑み込んで。
そうして
私があなたを忘れても
あなたが私を忘れても
私の体の一部に
あなたの体の一部に
私の願いは叶わない。
朝が来なければいいという願いも。
あなたを忘れたいという願いも。
ただ、この夜だけは永遠に、この体に刻まれる。
2006/01/30 UP
あの夜のゾロナミ。
・・・・・・・・・・(無言)
・・・だからエロは書けないんだってば!!!!
しかも短ぇ!!
必死で逃げろ自分!(笑)。
誰か18禁で書いてくださいな(人任せ)
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