第3話 用語解説?
身請け | 第1話の解説でも言ったように、遊女の年明けは28歳。 遊女が自由の身になれるのは、年季を明けるか、 死ぬか、 または金持ちの客に身請けされるか。 年明けの場合、借金も全部チャラにされるので、 そのまま惚れた客の妻になってもいいし、他の場所で娼婦になる者もいた。 店に『遣手(やりて)』として残る場合もあった。 遣手は、客と値段交渉や料理の注文の交渉をしたりする。 身請けする場合は、その遊女の借金、今後稼ぐであろう金額、 また店の周りの人間への祝い金などを払うことになり、 中級クラスの遊女でもかなりの額になった。 ここでは、年季はありません。 何歳になっても店に居て構いません。 |
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