第2話 用語解説?

馴染み・初会 吉原では、店に入っていきなり遊女と床を共にするなんてことはない。
まず1回目を『初会』と言う。
客が遊女と会うのは、妓楼(店)の2階。
部屋持ちの遊女なら自分の部屋、そうでないなら大部屋とか。
気に入った遊女を部屋で待つが、遊女が来たとしてもロクに会話もない。
酒や料理を勧めても食べてくれない。
(ちなみに遊女が上座に座る。)
顔合わせで終わるのみ。でもお金は普通に払う。
で、2回目が『裏』。
裏を返しても、まだ遊女は他人行儀。
3回目が、『馴染み』。
ようやく遊女も打ち解けてくれて、名前で呼んでくれるし、
男女の関係にもなれる。
専用の箸も作ってくれる(名前入り=擬似夫婦関係みたいなのができる。
馴染みになったときは料金とは別に『馴染み金』というのを払わないといけない。
お金さえ払えば、『裏馴染み』や『初会馴染み』もあったようですが、
やっぱり打ち解けてくれるのは、3回通ってから。
吉原では、遊女に一度会うと、他の遊女には変えられない。
違う店もダメ。
どうしても変えたいなら、手切れ金みたいなのを払わないといけない。

ここでは、ややこしいのでこういう手順はナシとします。
用語としては馴染みや初会を使いますが、
3回目以降じゃないと性的関係はナシ、とかは無視します。
単純に馴染みは何度も来てる、初会は初めての客、それだけで。
番頭 吉原で働く男は『若い衆』と呼ばれる。
楼主(オーナー)から全てをまかされた者ば番頭。
その番頭の命令で、色んな役の男が働く。
『妓夫(ぎゆう)』は呼び込みみたいな役。
『見世番』はそのまま、店番。
『二階番』は、2階の雑用やら何やら。

他にも色々いますが、ここでは一切ムシ。
若い衆は全部『番頭』と呼びます。
というか番頭しかいません、て設定です(笑)。

ちなみに、ゾロは武家の子ですので、刀持ってます。
サンジくんは持ってません。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送