並。



 「ちょっと聞いてもいいかしら?」




約1名を除いたメンバーの夕食が終わった頃、
ロビンは皆を見渡してそう言った。



 「何だいロビンちゃん?」
 「この船のNo2って誰なのかしら?」
 「No2・・・・?」
 「副船長は誰なのかしら、と思って」

 「そんな肩書き必要ねぇだろ。人数も少ねぇのに」
ゾロは熱い茶を飲みながら言い捨てる。

 「いわゆる船長の右腕的存在、ということだけど」







・・・・・・・・・・右腕・・・・・・・・・・・。









『No2』、には興味は無いが、
『船長の右腕』という響きに、さすがに男共も考えた。


 「そりゃおれだろ、一番強いしコックだし」
 「何でてめぇが一番なんだよ。アホか」
 「ゾロも強いぞ!」
 「何だと非常食!!!!」

単にゾロも強い、と言っただけなのに
射殺すようにサンジに睨まれて、チョッパーは急いでゾロの後ろに隠れた。


 「待て待て待て!ここはいつも皆をまとめているこのウソップ様だろやっぱり!」
 「「それは無ぇ」」
 「・・・・お前らそんな時だけ気ぃあわせてんじゃねーよ!」








 「私よ」






静かに女王ナミが言い放つ。








 「「「「・・・・・・・・・・・」」」」








ゾロもサンジもチョッパーもウソップも、誰も反論できない。


これでNo2は決定した、かと思われた。
が。










 「おれがNo2だ!!!!!」






風船のように腹を膨らませた船長・ルフィが叫ぶ。





 「「「「「・・・・・・・は?」」」」」





全員が自分の耳を疑った。



 「おいおい、てめぇは船長だろーが。何でNo2なんだよ」
皆を代表してサンジが言う。

 「おれがNo1でNo2だ!!!!!」
 「どっちなんだよ!」
 「No1でNo2でNo3だ!!!!!」

 「おーい、おれらはどこいったんだよー」
呆れて声も出ないサンジに代わり、ウソップが問う。












 「隣だ!」




 「「「「「・・・・・・へ?」」」」」





 「みんな横にいるんだ!!!!!!」











 「とてもよく分かったわ、ありがとう船長さん」

ロビンはにっこりとルフィに微笑む。

 「おう!」

にかっと笑い、ルフィは再び肉を食いだした。










 「なあなあ、どういう意味なんだ?」
 「・・・・・・なぁゾロ、どういう意味なんだ?」
 「どうって・・・・・ナミ、顔赤いぞ」
 「な、あ、あんたたちだって皆何か赤いわよ!!」
 「だってナミさん・・・・・・・・・、くそ、ゴム玉のくせに・・・・」




船長最強、ということで。


ルフィのカリスマ万歳!!!
そして総攻万歳!(笑)。
誰もルフィには勝てないのだー!

話が中途半端、というのは
そんな感じで無視っといてください(爆)。

2005/01/26

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