気。



 「ちょっとルフィ!いい加減離れなさい!」
 「いやだーーミカンくれるまで離れねぇぞーー!!!」

ミカン畑で、木の手入れをしているナミの体に
ルフィがへばりついていた。

 「さっき1個あげたでしょ!」
 「足りねぇ!!」
きっぱり言い切るルフィ。
 「・・・わかった、じゃもう1個あげるから離れなさい!」
 「やったー!」





 「お前ら何やってんだ・・・・」




 「あ、ゾロ!ナミからミカンもらうんだ!!」
 「ほら、ルフィ」
自分に巻きついているルフィにミカンをひとつ渡すナミ。
ルフィは皮も剥かずに口に放りこんで、ナミから離れる。

 「だからちゃんと皮剥きなさいってば。・・・・・・ゾロ?」
 「ゾロ?何だ?怒ってんのか?」
 「別に怒ってねぇよ」

ゾロはそのまま向きを変えて、階段を下りていった。

 「怒ってるよなぁアレ」
 「・・・怒ってたわね・・・・」










 「ゾロ?さっき何で怒ってたの?」


女部屋で寝っ転がってるゾロを発見したナミは、階段を降りながらゾロに話しかける。

 「別に怒ってねぇ」
 「怒ってたわよ」



 「・・・・ルフィ相手に何ヤキモチやいてんの」
 「・・・・・・・・」


 「・・・てめぇも簡単に触られてんじゃねぇよ」
 「しかたないじゃない、相手はあのルフィよ?」

しれっと言うナミに、ゾロは片眉を上げた。

 「あんただってアイツには逆らえないでしょ?甘いじゃないのいっつも」
 「別に甘くねぇ」
 「甘いわよ腹立つくらい」

今度はナミの方が少し不機嫌な声を出す。


 「第一ルフィにヤキモチなんてやいてどうすんの?
  アイツが私に恋愛感情なんて無いことくらいわかるでしょ?」
 「お前が鈍いだけかもしんねぇぞ?」
 「私はあんたほど鈍くないわよ」






 「だってあんたが私に惚れたのはすぐ気付いたわよ?」







 「・・・違うな」
 「え?」



 「おれの方が先に気付いた」

ニヤリ、と笑いながらゾロが言うと、
ナミの顔は一気に真っ赤になった。







 「・・・惚れた順番なんて関係ないわよ!!!」
 「まぁそうだな」


ちょっとすっきりしたゾロであった。


・・・??訳わからんお話に・・・・。
先にナミさんが惚れてた、という設定でお願いします・・。
あぁいつか告白話を書けたら・・・・・。いつかね。いつか・・・。
ルフィは果たしてナミさんに恋愛感情があるのか無いのか!?
さぁさぁどうしよう(笑)。
多分無い、ということで(結論)。
ルフィとナミはそんなんじゃないんだ!(mariko的に)

2005/01/23

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