過去拍手・其の十四 (2006/06/01〜2006/06/30)

初歩的恋愛で10のお題 1〜5


01.気がつくと瞳はいつも貴方を・・・

決して広くなどないこの船の上。
いつも視界に入るのは、偶然と言えば偶然。
必然と言えば必然。
あんたの姿を求めるこの視線が、
いつかあんたのそれと交わるのを願っているのか。
でも今はまだ、あんたがそこに居てくれればいい。

私の瞳に貴方が映る、幸せ。

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まずはナミ→ゾロ。


02.僕だけが知ってる君の一面

金と宝石が大好きで、一攫千金とあらばどんな危険地帯にも足を踏み入れる。
ミカンの木に少しでも悪戯をしようものなら雷を食らわされる。
部屋の掃除だ船の修理だ武器の点検だと、平気な顔で人をこきつかう。
それでもにっこり笑って頼まれたら嫌とは言えない、悲しき男の性。
魔女ってのはお前みたいなのを言うんだぜ。

だけど、ナミ。
ゾロの話をするお前には、魔女の姿のカケラもありゃしねぇ。
恋する乙女ってのは、面白いモンだな。

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ナミ→ゾロをウソプー目線で。
ナミさんはウソップに色々相談してたらいい。


03.その髪に触れたくなる

風呂上り。
野郎共とは違う甘い香りを漂わせて
君はおれの隣を通り過ぎる。
しっとりと濡れたそのオレンジの髪は
おれの目の前で風に軽く揺れて行く。
触れたい、と。
無意識に伸びる手は空を掴む。

触れることは許されない。
絶対不可侵な、この船の女神。

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サンジ→ナミ。
ヘタレなサンジくん(酷)。


04.知らず綻ぶ口元

ソファに並んで座り、共にグラスを傾ける。
ナミはなにやら分厚い本に熱中しながら、無言で時折酒を口に運ぶ。
おれはと言うと、手持ち無沙汰な右手でオレンジの髪を梳く。
ナミは顔を上げ、微笑む。
そしてまた本に目を落とす。

そうしておれもまた、ナミの隣で酒を飲む。

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何となく甘めな雰囲気をどうにか感じ取ってください(人任せ)


05.ただ視線が合うだけで

視線だけで気持ちが伝わるとは思わない。
でも上手く言葉にもできない。
だから見ていた。

唐突に絡まった視線。
ただそれだけ。
ただ、一瞬。
でもそこに、確かに自分と同じ色があった。

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ゾロ→ナミでナミ→ゾロ。
さてどっちの視点でしょうね。
両思いな感じでね。


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