過去拍手・其の九 (2006/01/01〜2006/01/31)

風邪。

大学1年ゾロ&高3ナミ。


「受験生に手間取らせないでよね」
「・・・好きで風邪引いたわけじゃねぇ・・・」
「私にうつしたら承知しないわよ!」
「・・・じゃ帰れよ・・・サンジでも呼ぶから」
「・・・・・・私、ここから学校行くからね!!!!」
「・・・はぁっ!?」
「サンジくんに負けてなるもんですか・・・!!」
「何言ってんだお前・・・」
「お粥だって、私の方が愛情こもってるもーーんだ!!」
「コックと張り合うなよ・・・」
「うるさい!!とにかくサンジくんは呼ばなくてヨシ!」
「病人を殴るな・・・っ」

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受験生、風邪にはご用心という気持ちを込めて。。
ナミさんにはうつってません。
なぜなら根性で!!!!
ナミさんは相変わらずサンゾロを疑ってます(笑)。


挨拶。

続:プロポーズ。
ゾロとナミは、お世話になったベルメール・ノジコ親子に挨拶に来ました。


「ナミーーー!!いらっしゃーーい!」
「ノジコー!久しぶりーー!!」
「電話で話してるからそんな感じしないけど、会ったのって2年ぶりくらい?」
「えー、もっとよ。大学卒業の頃会ったきりでしょ」
「そんなになるかー。あ、ゾロも久しぶり」
「あぁ」
「しっかし、大学時代の付き合いでそのままゴールインなんて、純愛よねあんたら」
「別に純愛じゃないわよ。ノジコはまだしないの?」
「あの人にそんな甲斐性無いわよ」
「そんなことないでしょー。でもまだ予定はナシ、か」
「そゆこと」

「ナミ!!元気だった?」
「あ、ベルメールさん・・・っっっ!!!」
「コラコラ、もう子供じゃないんだから離れなさい」
「えへ、ごめん。つい」
「で?それがゾロ?」
「ロロノア・ゾロです、初めまして」
「ふぅん・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・いい男じゃない。私がもう少し若かったらね・・・」
「ベルメールさん!」
「母さん!!」
「冗談よ。・・・半分」
「「「・・・・・・」」」

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ベルメール家に来た2人ですが・・・。
さーて、ノジコの相手は誰でしょう???


義兄。

続:兄妹ゾロナミ・高校時代。


「・・・何だよ」
「神様・・・、コイツからナミさんを奪える日が来るのでしょうか・・・」
「・・・・最近・・・、あいつお前の話、結構してるぜ?」
「・・・・・・マジ!?マジ!?マジでか!?脈アリか!!??」
「お前の女好きが完璧に無くなれば、アリかもな」
「・・・・頑張りますナミさん!!!」
「まぁ『頑張る』って時点でどうかと思うがな」
「オイオイ待て!おれも帰る!!3人で帰ろうぜお兄様!!」
「お兄様ヤメロ!!うぜぇな全く・・・」
「親友に向かってうぜぇとは何だ!!さらには未来の義弟に!!」
「そんな未来は恐ろしくて想像したくない」
「このシスコン野郎め!」
「うるせぇ」
「否定はしねぇんだな」
「・・・・・・」

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ゾロ・サンジ高3、ナミ高1。
サンジの努力はそのうち報われます。


観察。

ウソップ日記。
○月△日(晴)

今日もゾロとナミはイチャついている。
いや、本人たちに自覚は無いんだろうな。
とりあえず、相変わらずナミが押せ押せだ。
あいつも無自覚なのか、受け取るゾロも無自覚なのか。
ラブラブオーラが止め処なく溢れている。
まぁ察するに、喧嘩の後だろう。
コイツら、喧嘩後はいつもこんな風にラブラブモードになりやがる。
何だその必要以上に近い距離は。
何だその見つめあう時間の長さは。
何だその過剰なタッチは。
周りの目も考えてほしい。
さっきからサンジは額に青筋浮かべて耐えている。
ま、あいつも最近はロビンとイイ感じなので、そこまで五月蝿くは言わないが。
あーー、カヤに会いてぇなぁ・・・。
いや、別に!ゾロとナミがしてるような事をしたいって訳じゃない!
ただ純粋に会いたいという・・・。
まぁ、そんな感じだ。
おれ様も健全なる男子だからな。
日記にも書けないことも色々あるってわけだ。うむ。
カヤに話したいことは山のようにある。
この船長についてってるおかげで、
初めての海にしちゃある意味勿体無いくらいの事を経験してきたからな。
手紙でも書こうか?
それとも会うときまでのお楽しみにとっとくか・・・?
話を聞くカヤの顔を直接見たい気もするしな・・・。

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甲板にて観察日記をつけるウソップさん。
これの次の拍手に続きます。
見られてるのに気付いていながら平気な2人。
何故ならラブラブだから(爆)。


再会。

続?・ウソップ日記。

「ウソップ、鼻の下伸びてるわよ」
「うぉ!何だナミ、いつのまに!!?? な、何の用だ!!」
「何だって、キッチンに行くのよ。別にウソップに用は無いわ」
「ゾロはどうしたんだよ」
「ゾロが喉渇いたって言うから」
「お優しいことで」
「・・・・まぁ、ウソップもカヤさんが恋しいもんねーそりゃ鼻の下も伸びるわよねーー」
「なっなっ、何のことだよ!!関係無いだろ!!」
「ハイハイ、じゃあね」

ナミはそう言って、ひらひらと手を振りながらキッチンに消えた。

戻ってきたナミは、いまだ海を見ながら鼻の下が伸びかかっているウソップに、
背後から頭部にチョップをかます。

「何だよ!!」
「手紙書けばいいじゃない。
 “グランドライン”からじゃいつ届くか分かんないんだから、出しときなさいよ」
「・・・・・・」
「一人で悶々してるくらいなら、手紙で思い切って・・あ、ゾロ!アイスコーヒーで良かった?」

ナミは言葉途中で、ゾロのところに嬉しそうに戻って行った。
ハートマークを飛ばしつつ。

「・・・・・・」

  あぁクソ、マジでカヤに会いたくなっちまった。

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甲板で日記なんか書いてちゃ駄目だよ。
ウソカヤ万歳。
ナミさんはゾロの言うことなら聞くんです(機嫌のいいときは)。


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