過去拍手・其の八 (2005/12/01〜2005/12/31)

旅行。

続:学生ゾロナミ。
大学1年ゾロ・高校3年ナミ。
前回のお話:ゾロは受験生ナミを置いて、サンジと旅行に行きました。


「黒川温泉・・・?」
「あぁ」
「貧乏旅行じゃなかったの!?」
「なんかな、サンジの先輩が彼女と行く予定だったらしいんだが、仕事の予定が入っちまったんだと。
 で、せっかく予約取れたのに勿体無ぇからって、サンジに半額で譲ってくれたんだ」
「・・・学生のくせに何リッチな旅行してんのよ!!」
「いいじゃねぇか、半額だぜ?」
「若い男2人で湯めぐりって・・・周りからどう見られたかしらね」
「・・・お前はまたそういう・・・」
「いいわよもう!!!そのかわり卒業旅行はあんた持ちで連れてってよ!!!」
「わぁったよ!で、これ土産」
「・・・何これ」
「漬物。葉わさび。美味いぞ」
「・・・・・」
「白飯何杯でもイケるぜコレ。夜食にいいだろ?」
「・・・・・」
「何だよ、不満か?」
「高校生の恋人に、お土産が漬物?」
「・・・・文句言うならおれが食う」
「もらうわよ!!」
「素直に受け取れよ、全く」
「・・・・・・・・・・卒業旅行、今から豪勢なの考えとくわ・・・・」
「・・・・・安めに頼む」
「い・や!!」

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院内旅行で黒川に行ったんです。
若い男2人連れが湯めぐりしてたんです
・・・・気になったんです(しかもちょっとかっこよかった)(笑)。
あと漬物が美味しかったんです。葉わさび。お勧め。


計画。

続:プロポーズ。


「・・・泣くなよ」
「・・・だって、泣くわよそりゃ・・」
「あーもう」
「家族が、できるなんて、そんなの、」
「想像もしてなかったとか言うなよ。おれが一人で暴走してたみたいじゃねぇか」
「・・・そうじゃないけど」
「お前さ、あの人・・名前何つったか・・・」
「だれ?」
「あの、よく電話してるじゃねぇか、高校の・・・」
「ノジコ?」
「いや、ノジコの母親・・・・ベル・・?」
「ベルメールさん?」
「そのベルメールさんに、世話なったんだろ昔?」
「うん、高校のときよくしてくれたの。夕食呼んでくれたりね、お母さんみたいだったなぁ・・・。
 今でも電話くれたり、心配してくれてて。・・結婚するなんて言ったら驚くだろうなー」
「その人に、挨拶行っとくか」
「・・・・ほんと?」
「あぁ、娘さんをください!ってヤツ、やっとくか?」
「・・・似合わないわね、ゾロ」
「笑うな。まぁそれは冗談として」
「冗談なの!?」
「いや、挨拶は行くぜ」
「・・・ベルメールさんにゾロの話するとね、早く連れて来いっていっつも言うの。
 行ったら『遅い!』って怒られるかもね」
「・・・それ早く言えよお前・・・」
「大丈夫!元自衛隊員で腕っ節強いけど!優しい人だから!」
「・・・・・」

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・・・・ネタに詰まっているのがバレバレですか?


心繋。

続:兄妹ゾロナミ・高校時代。


「サンジくーん!ゾロは?」
「今日は生徒会の会議行ってるよ」
「あ、そういえば朝言ってたなぁ・・・」
「ナミさん帰るんならおれと帰ろーv」
「ううん、ゾロ待ってる」
「でも会議、長引くかもよ?」
「だって、先に帰れって言わなかったもん」
「・・・あ、そう・・・」
「図書館にでも行っとこうかな。じゃあねサンジくん!バイバイ!」
「バイバーイ・・・」


「あれ、お前まだいたのか」
「・・・おれは今傷心中だ・・・」
「あ?」
「・・・ナミさんはお前が大好きらしい・・・」
「・・・・・あぁ?何言ってんだ?」
「せっかく同じ高校に来てくれて、チャンスの1年間なのに・・・」
「何ブツブツ言ってんだよ。おれ帰るからな」
「あぁ待てよ、ナミさんが・・・」
「図書館だろ」
「・・・聞いてたのか?」
「あ?いや、何となく」
「・・・・・・」

この以心伝心っぷりは何だよチクショウ。

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学生時代からシスコン・ブラコンの2人。
頑張れサンジ。


近寄。

続:同級生ゾロナミ。
ナミの誕生日にゾロはピアスをあげました。
お互いの気持ちには無自覚です。


「クリスマスかぁ・・・」
「だな・・・」
「あんた、彼女とかいないの?一人寂しく過ごすの?」
「・・・・どうでもいいだろ・・」
「あぁ、いないんだぁ」
「・・・そういうてめぇはどうなんだよ」
「・・・私もいないわよ・・」
「ふーん・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・皆で、どっか行こうか?」
「・・・あぁ?皆・・?」
「そ」
「・・・別にいいけどよ、誰誘うんだよ」
「うーん」
「彼氏彼女持ちを誘うわけにゃいかねぇしな」
「そりゃね・・・てことはー・・・」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・面倒くせぇな・・」
「そうね・・」
「・・・面倒くせぇから、2人だけでどっか行くか?」
「・・・行っときますか?」
「行っときますか」

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おっ、ちょっと近づいたよ!!
お互い探りいれてるよ!!


匂心。

「ゾロ、におって」
「何だ?・・・・」
「ハンドクリーム。ピーチ!!」
「甘ったりぃな」
「美味しそうでしょ?あー、サンジくんにデザート頼もうかなー、・・・て、ちょっと!」
「・・・何か変な味がするようなしないような・・・」
「当たり前よバカ!ハンドクリーム舐めてるようなモンでしょ!」
「お前の味がしねぇよ」
「・・・・」
「洗ってこい」
「・・・・」
「どうした」
「・・・ムカつくんだけど、悪い気がしない自分がまたムカつく!!!」

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匂いが消えるのって何か嫌じゃないですか?
香水とかもあんまり好きじゃありません。
ってどっちの立場で言ってるんだろね私。


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