解熱・鎮痛・消炎薬
解熱・鎮痛・感冒用薬
小児の解熱
３８度以上の時に投与（新生児や乳児は37.5度までは正常体温とみなす）
続けて他の解熱剤を追加するときは１〜２時間あける
同じ薬を追加するときは５から６時間あける
| サリチルアミド配合剤 | ＰＬ（１包１g） サリチルアミド270mg アセトアミノフェン150mg カフェイン60mg プロメタジンメチレンジサリチレート13.5mg |
１回１gを１日４回 | 眠気が起きることがある |
| アセトアミノフェン | カロナール 錠剤：200mg 細粒：20% 坐剤：100mg |
内服：１回300〜500mgを１日３回 屯用：１回300〜500mg（１日最大1.5g） 小児の解熱 坐剤：１日１回、最高５日まで |
ＰＧ生成抑制作用はない（消炎作用なし） |
| アルピニー坐剤（200mg） |
片頭痛用薬
脳血管収縮後の拡張期に起こる
| 急性発作 （予防的に用いない） |
5-HT1B/1D受容体刺激薬 | スマトリプタン （イミグラン：点鼻20mg） | １回20mg １日40mgまで |
肝代謝、腎排泄 追加は２時間あける 点鼻後の注射・錠剤→２時間あける 錠剤後の点鼻→２時間あける 注射後の点鼻→１時間あける 他剤の後イミグラン→２４時間あける 眠気注意 |
| ゾルミトリプタン （ゾーミッグ：ＲＭ錠2.5mg） | 頭痛発現時に１回2.5mg １日10mgまで |
追加は２時間以上あける 次回からは１回5mg投与できる 眠気注意 |
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| セロトニン日選択的作用薬 | エルゴタミン配合剤 （カフェルゴット） 酒石酸エルゴタミン1mg カフェイン100mg |
発作時のみ頓服 最大１日６錠まで |
連用禁止 前兆直後に服用 ３０分で無効なら１錠追加 眠気注意 |
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| 予防 | Ca拮抗薬 | 塩酸ロメリジン （ミグシス：5mg） | １回5mgを１日２回 最大１日20mg |
月に２回以上の発作に限る 眠気注意 |
ＮＳＡＩＤ
COXを阻害し、アラキドン酸からのＰＧ生成を抑制して鎮痛・消炎作用
COX-1→胃・腎臓に分布
COX-2→炎症時に誘導
効果：ボルタレン＞ポンタール＞インドメタシン＞ロキソニン
フェニルプロピオン酸系（下ではソレトン以外）は効果はやや弱いが胃腸障害が少ない
術後や抜歯後の局所の炎症には痛覚過敏の前に投与すると少量で有効になる
２種類の併用は禁忌
胃障害は腸溶性・坐剤でも起こる（血中のNSAIDで起こるため）
アスピリン喘息（既往歴）に禁忌
酸性消炎鎮痛薬は小児に禁忌
| カルボン酸系 （フェナム酸類） |
メフェナム酸 （ポンタール：カプセル250mg） | 解熱・鎮痛・消炎 初回500mg 急性上気道炎の解熱・鎮痛 屯用：１回500mg、１日２回まで |
下痢・発疹発現時には中止 小児の解熱には禁忌 めまい・眠気注意 250mg内服後２時間後に最高 尿へ２４時間で60%排泄 |
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| 酢酸系 | フェニル酢酸類 | ジクロフェナクNa （ボルタレン） 錠剤：25mg ＳＲカプセル：37.5mg 坐剤：25mg、50mg ゲル1%：１本50mg |
１日75mg〜100mg食直後３回分服 屯用１回１〜２錠 ＳＲカプセル：１回１capを１日２回食後 |
インフルエンザ脳炎・脳症に禁忌 小児の解熱には禁忌 ゲル：密封包帯法は禁 めまい・眠気注意 半減期1.3時間 錠剤：２時間後最高 ＳＲ：６〜７時間後 坐剤：３０〜６０分後 |
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| フェルビナク （セルタッチ） | １日２回貼付 | ||||
| インドメタシン類 | インドメタシン （インダシン坐剤：50mg） | １回25〜50mgを１日１〜２回 | |||
| インドメタシンファルネシル （インフリー） カプセル：100mg Ｓカプセル：200mg |
１回200mgを１日２回食後 | 解熱へは用いない 脂溶性 ５〜６時間後最高、半減期1.5時間 |
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| その他 | エトドラク （ハイペン：200mg） | １日400mgを２回食後 | COX-2選択性が高い 1.4時間で最高 |
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| プロピオン酸系 | イブプロフェン （ブルフェン） 顆粒：20% 錠剤：100mg |
１日600mgを３回分服 屯用：１回200mg、１日２回まで |
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| ケトプロフェン | オルジス坐剤：75mg モーラス： パップ剤（１枚30mg） テープ（１枚20mg） |
１回50〜75mgを１日１〜２回 | |||
| パップ剤：１日２回貼付 テープ：１日１回貼付 |
光線過敏症に注意 （直射日光に当てない） 中止数ヵ月後発症もあり モーラス：筋肉痛・外傷後の腫脹・疼痛 モーラステープ：腰痛 |
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| フルルビプロフェン | ロピオン：注50mg/5ml中 | １回5mlを１分以上かけて静注 | 禁筋注 術後・各種ガンでの鎮痛 術後の鎮痛は１５分で現われ１〜５時間続く 癌へは３０分で現われ３〜１２時間続く |
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| ヤクバン20 | １日２回貼付 | ||||
| アドフィード | |||||
| ロキソプロフェンNa （ロキソニン：60mg） | １回60mgを１日３回 屯用１回60〜120mg |
プロドラッグ 60mg内服後未変化体３０分、 活性代謝物は５０分で最高 |
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| ザルトプロフェン （ソレトン：80mg） | １回80mgを１日３回 屯用１回80〜160mg |
内服1.2時間後に最高 | |||
| オキシカム類 | メロキシカム （モービック：10mg） | １日１回10mg食後 最大１日15mg |
COX-2選択性が高い 内服７時間後に最高 腸肝循環し、半減期２７時間 |
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| ロルノキシカム （ロルカム：4mg） | １回4mgを１日３回食後 最大１日18mgま 屯用１回8mg |
肝代謝 未変化体は３０分後最高 最終半減期は４１時間 |
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| その他 | 塩化アセチルコリン （ノイコリンエー：30mg/2ml中） | 腰痛：肩こり 15〜30mgを局所筋注 |
他薬で無効・使用不能に限る 禁静注 |
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| ノイロトロピン 錠剤：4u 注：3.6u/3ml中 |
１日４錠、２回分服 | 抗炎症作用はない 即効性はなく、長引く痛みに使用 錠剤は噛まないように（特異臭） |
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| モビラート軟膏：50g | １日１〜数回 | 塗擦又はガーゼに伸ばして貼付 必要時密封包帯法 |
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| サリチル酸エステル配合剤 | ＭＳ温湿布 | １日１〜２回貼付 | |||
| スチックゼノール：40g | |||||
2004/09/20
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